I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

三ヶ月ぶりの「慈庵」

2010-03-29 | ラーメン 市内
雑誌やTV番組で取り上げられ、とても混み合っていそうなので躊躇していたが、どうしてもこれ以上我慢できなくなって出かけた。


これまでは、ほぼ一ヶ月に一度のペースで通っていたから、3ヶ月というのはかなり長いインターバルということになる。




今夜は仲良く二人とも鶏チャーシューの鶏そば730円を塩の平打ち麺でお願いした。

店主自らが決めたルーティン通りの丁寧な仕事ぶりを見ながら待つ時間が、空腹のときはことさら長く感じる。





まずはスープをレンゲで一口。前にも増して優しくなったように感じる。しかしその分厚みや深みが削がれたような気も・・・。
平打ち麺自体も太くなって、モチモチとした食感に変わったように思う。 アレッ???
濃厚トンコツ魚介+極太のつけ麺に慣らされた所為か、あるいは疲れ気味の体調が原因かもしれないが。

最後に残ったスープをご飯にかけ、柚子の効いた和を感じさせる雑炊としていつものように完食・完飲。ご馳走様でした

中華そば 慈庵 (ラーメン / 小幡)★★★★ 4.0




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「三千盛」株式会社 三千盛

2010-03-28 | 酒と肴
先日多治見へ行った際に、蔵元を尋ねて調達してきた『しぼりたて・純米・大吟醸』3150円。(三拍子揃って、とてもお値打ち)

 

祭日でお休みのようだったが、木戸の奥から話し声が聞こえたので訪ねてみたところ、歴史を感じる店先で先客が酒を選んでいる。
私も一本とお願いしたところ、ご主人と奥様に愛想よく対応していただき、この季節のみの商品として勧められたものがこれ。



 

美山錦を45%精米した日本酒度+10の「からくち」と謳われた酒は、きりっとした感じはするものの、それほど辛いわけではない。
香りもほのかなもので、少々の酸味と合わせさわやかな味わいで、いつまでも飲んでいたい気にさせる。こりゃ旨いわ




今夜の肴は辛し明太子の炙りと長いもの皮ごとバター醤油焼き。

 


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「そば和食の店 三平」西区

2010-03-24 | 蕎麦 市内
予定していた「七里庵」ではなく、愛車の六ヶ月点検を待っている間に、置いてあった雑誌で偶然見つけた店へ行ってみることに。


電話番号で検索しても私のナビでは案内されず、番地まで打ち込んでみたものの該当地にその店はなく、近くの美容院で聞く羽目になる。
着いてみれば、築100年という古民家は上手くデザインされていてなかなかの趣。店内も同様で、特に中庭を望むカウンター席は最高。
BGMにはピアノソロが静かに流れ、ここが名古屋駅から程近いところにあるということを一時忘れさせてくれる。



注文はランチメニューから、私がおばんざいセットとろろ汁付き1050円、ツレは揚げ出しセット950円とした。蕎麦はせいろをチョイス。
(実は後から入ってきた常連さんほとんどが、肉と魚から選ぶことができる日替わりランチセットを頼んでいた。850円でコーヒー付き。)

それに蓬莱泉の純米酒「可(べし)」650円も。 

おばんざいを肴に飲んだが、本当は雑誌に載っていた地鶏の蕎麦の実焼き柚子胡椒添えを頂きたかったところ。



女性ばかりのスタッフで運営されているようで、どれも洒落た器で供され、味はといえば薄味で上品な感じ。ヘルシー指向?





蕎麦は挽きぐるみで星が見られるが、喉越しのいい二八のようだ。もう少しコシを望みたいが、まずまずのもの。
ツユは出汁も利いて、辛さ具合もいいのではないかな。とても濃くて粘りのあるとろろをご飯に載せ、そのツユをかけていただいた。




ツレの揚げ出し豆腐も美味しかったが、全体的にボリューム感に欠け、相談の結果、きのこ蕎麦850円を追加で頼んだ。


店の雰囲気は抜群で丁寧なおばんざいにも満足したが、残念だったのは後から入ってきた隣の客がタバコをふかし、
携帯電話で話し始めたことだ。夜は酒を提供しているようなので仕方ないかもしれないが、ランチタイムは禁煙に、
せめて2部屋の一方だけを可とする分煙を実行してもらいたいものだ。


そば 和食の店 三平 (そば / 国際センター、丸の内、伏見)★★★☆☆ 3.5


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「つけ麺 ぎんや」東区

2010-03-23 | ラーメン 市内
開店間もない店だが、そろそろ落ち着いたのではと思い、訪問。しかし11:00の開店時に着いてみれば既に行列ができている。

残念ながら最初のクールに入れなかったので30分以上外で待つことになったが、その間にも次々と私たちの後ろに客が並ぶ。



ようやく私たちの順がきて、券売機でチケットを購入することができるものの、席に案内されるわけではない。
既に決めてあったので迷うことなく、私はストロング800円、ツレはハバネロ800円でそれぞれ麺100g増し100円UPとした。

外へ出てさらにしばらく待ち食べ終わった客が順に出てきて、ようやく店内へ招かれた。L字カウンターにキャパは10席足らず。
新しい店は清潔感があってとても気持ちがいい。BGMには小さな音でラグタイムがかかっている。

席に着くと然程待たずにお馴染みの麺を載せた細長い皿が登場。少し遅れてグツグツと煮立ったつけ汁の石鍋も。


(ストロング)


(ハバネロ)

全粒粉の太麺とトッピングは全く同じで、汁も見た目にはそれほど違わないように思われる。
しかしハバネロを一口レンゲで舐めてみたところ、とても強烈な辛さが口の中に広がり、一瞬で毛根が開いたようだ。

これは無理と思い自分のものを食べていたが、ツレがあまり勧めるので少し麺を食べてみたところ、これがなかなかいける。
思わずつけ汁を交換してしてしまった。これは辛好きの人なら間違いなく病みつきになるかもしれないな。

喉越しのいい300gの麺と炙ったチャーシュー・柔らかい穂先メンマを完食した後、ストロングのつけ汁でおじやをひとつお願いし、
ハバネロの方はポットに入っているスープで割ってみた。

 

ちゃんと再加熱調理されたおじやは、更に熱々でトロトロの玉子もマジ旨。ハバネロのスープ割りもレンゲを持った手が止まらない。

最近出来たつけ麺専門店をいくつか食べ歩き、少々飽きがきており、つけ麺卒業を考えていたが、やはりここだけは安定感が違う。
店員の愛想も対応も好感が持てるし、しばらくしてオーナーがいなくなってもクオリティさえ落ちなければ、
駐車場も完備しており、わざわざ中川の〇和まで出向く必要がなくなりそうだ

つけ麺 ぎんや (つけ麺 / 砂田橋、茶屋ケ坂、守山自衛隊前)★★★★ 4.0




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「うなぎや」岐阜県多治見市

2010-03-22 | その他グルメ 市外
天気がいいので多治見の幸兵衛窯を訪ねることを急に思い立ち、お昼は以前からチェックしていたその名もうなぎやへ行くことにした。



到着がちょうど昼時になったので、店の前の駐車場は既に一杯。信号を渡った所にもあると店員から聞き、車を停めにいく。
店の外にはアーチが美しい犬矢来が設置されているが、京都以外で見るのはちょっと珍しく、期待も膨らむ。


中に入ってみると外観からは想像できないほど懐が深い店で、キャパもかなりありそう。とても落ち着いた雰囲気で、BGMには琴の音が。



 



朝が遅かったこともあり注文はうなぎ丼1800円としたが、肝焼でビールを嗜んでいる隣の客を無視するのはかなりの忍耐力を要す。





10分も待っただろうか、意外と早く鰻丼と肝吸それに香の物が載った盆が登場。



一口吸物に口をつけてから、お待ち兼ねの鰻をガブリ。いや~、これが皮はカリカリ、身はフックラ熱々でとても旨い。
何より甘くないタレと皮の焼き加減が、私の嗜好のツボにストライク。ツレもとても気に入ったようで久しぶりのアイコンタクトだ。

並でも結構ボリュームもあり実に満足した。雰囲気は西本以上、味は関のしげ吉にも遜色なし。いい店発見、きっとまた来る!

うなぎや (うなぎ / 多治見)★★★★ 4.0







 

さて、その後三千盛の蔵元で純米吟醸を一本購入し、幸兵衛窯では六代・七代の作品をじっくり見学して帰名。充実した半日だった。
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「信濃鶴」酒造株式会社 長生社

2010-03-20 | 酒と肴
岐阜の「中島屋」で勧められた安くて美味い酒の2本目は長野県の特別純米酒1.8l、2350円。


[商品説明]
信濃鶴は全量地元産の酒造好適米を使用し、丁寧な発酵管理のもと、アルコール添加量を減らして普通酒の品質向上を目指してまいりましたが、平成14年からは製造販売全量を純米酒規格とし、普段の酒として地元で飲まれる高品質な日本酒造りを目指しています。信濃鶴の特徴は全量地元産の美山錦を使用し、全量温度管理可能な仕込みタンクによる吟醸造りにより、全量純米酒を醸造いていることだと言えます。その上価格は極力低く抑える努力をしており、すっきりと飲み飽きしない特別純米です。
原料米:長野県内産地元美山錦 精米歩合:55% アルコール:15.5度 日本酒度:+4
飲み方:冷やして・常温・ぬる燗




日本酒度+4という割りに今まで飲んできた中で一番の甘口。日本酒度ってあまり当てにならないのかな?
トロンとした果実酒をふと思い出させるもので、私の好みとはちょっと違う。燗をつけてもその印象は変わらなかった。
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「カレー 幸」千種区 2nd

2010-03-18 | きたな美味い店
とんねるずの「きたなシュラン」に名古屋代表として推薦したい店。二年ぶりに訪ねたが、春休みなので名電高の生徒は皆無。


代わりに、近所の常連や仕事の途中で食事を取りにきた人などで今日も繁盛している。




一体何年製なのか分からないクーラーに貼ったメニューも、随分と茶けていて長く値段が変わっていないということが分かる。

注文は例によってカツカレー450円。今どき学食以外でこの値段で食べられるところは無いだろうな(笑)




然程待つことも無く、ミニサラダと一緒に運ばれてきた。



味は以前食べたときと同じ、昔ながらの小麦粉を煎ったようなドロっとしたタイプのカレー。
付き合わせが紅ショウガというのも以前と同じ。千円札で支払えば、お釣りがエプロンからジャラジャラと出てくるのもご愛嬌。

いつまでも元気で続けて欲しい昭和の名店だが、せめて割れた看板だけは直したほうがいいんじゃないかな

幸 (カレーライス / 池下、覚王山、今池)★★★☆☆ 3.0




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「ゲゲゲの純米吟醸」千代むすび酒造株式会社

2010-03-17 | 酒と肴
ホワイトデーに女房からプレゼントされた鳥取県堺港市の純米吟醸。「秋貞商店」で購入したもので、720ml・1575円也。




何でもこの春から始まる連ドラ「ゲゲゲの女房」を記念しての期間限定発売とか。もちろんNHKエンタープライズのお墨付き!


 

水木しげる氏の描いた夫婦と、『あなたがいる、だから生きることは素晴らしい』の言葉が実に味わい深い。



合わせてみたのは山葵漬けと苺。



フルーティな吟醸香が鼻腔をくすぐる。色は薄い黄金色。飲んでみれば、とても飲みやすく、いくらでもいけそうだ。
日本酒度が+3だから、特に辛口と言うわけでもなく、女房もとても気に入った様子で一緒になって飲み始めた。
シャンパンでもないのに『あきひめ』が抜群に合う。山葵漬けよりもずっといいかも!





さて、陶芸教室も今日が閉講式、焼き上がった作品(練り込み技法・象嵌技法)に加藤清之先生の講評を頂いたあと貰ってきた。
ツレのは煮物鉢・花瓶・皿と分かりやすいが、私のは一体何に使おうか考えてしまうようなものばかり。酒升には重過ぎる(笑)

 
(私)                                   (ツレ)



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「日心月歩」春日井市

2010-03-16 | ラーメン 県内
「食べログ」の愛知県そばランキングで2位になっている店を訪問したところ、まだ12時40分だというのに
混んでいるからと体よく断られてしまい、車をUターンさせ一年半ぶりにこの店を訪ねることとなった。


以前来たときには長い行列ができていたが、今日はスムーズに入店でき、少し待っただけで席に着くこともできた。


 メニューから、つけ麺大盛りとえびそば、それに水菜ご飯を注文。



しばらく待つと極細麺のえびそばが登場。エビの香りが満載の極上スープで、とても旨い。固く茹でられた麺もよく似合っている。






少し遅れてつけ麺が。



最近流行の濃厚トンコツ魚介ではなく、醤油ベースのつけ汁。いわゆる甘・辛・酸っぱというワンパターンに嵌めることもできない、
オリジナルのものだと思う。またそれほど酸味がきついわけではないが、ちゃんと柚子でサッパリ感を演出している。

大盛り300gで980円はちょっと高いのではと思っていたが、煮玉子や大きなチャーシューも載っていて、
つけ汁にもチャーシューのぶつ切りが数個入っているのでは、この味と共に納得せざるを得ない。

 尚、水菜ごはんは思ったよりボリュームがあった。


私たちが退出するまで客足は途絶えることなく、ちょうどいい混み具合。また近くに来た際は寄ってみようっと。

日心月歩 (ラーメン / 春日井)★★★☆☆ 3.5






帰路『矢田かつ』の前を通ったところ、シャッターにとても残念なお知らせが貼ってあった。
  一度は食べてみたかったなぁ
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「白爆 ど辛」山本合名会社

2010-03-13 | 酒と肴
高くて美味いのは当たり前、安くて美味い酒と「中島屋」の店主から勧められて購入してきた内の一本。

米どころ・酒どころで有名な秋田県だが、ブログで取り上げるのは初めて。もちろん行ったこともない。
驚くことにこの純米酒、値段は何と2100円。これは私のような呑兵衛の日常酒にはもってこい。

『ど辛』という名前もラベルの真っ赤な字も印象的。 



飲んでみると、その日本酒度から想像するほどの超辛口でもない。従って飲みにくいということは全くなく、私には爽快感を感じる程度。
香りはほとんどないものの、ちょうどいいコクがあって、キレもよく非常によくできた、いい酒だと思う。



合わせてみたのは秋田名物「いぶりがっこ」。このいかにも燻製らしい香りが気に入っている。



燗をつけてみるとナッツ系のような匂いがする。 先日の「伝心 春」は女性向き、この酒は正に男性向きともいえるのでは!
尚、「白爆」は「しらたき」と読むそうだが、酒屋では他の同じ読み名の蔵と混同しないよう「はくばく」と呼んでいた。
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