こんぺハウス

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ジーコジーコ号 其の5

2020-05-25 23:30:00 | モーターいじり
昨日のウルフの記事、自分でも煮え切らない感じで正直イマイチ。
配線終わって、モーター回した瞬間に判りました。
あーコレ モーターあかんw

モーターのアライメント自体はそれなりですが、
コミュが有れてブラシが跳ねて、傷んだ状況が
バラシてないのに判りました.......ちゃんとやろうw
気になりまして、モーターメンテしてみました♪





tqtoshiです。






約1か月ぶりにリアルに社会復帰出来ましたw
在宅在宅と、自宅での業務は日々こなしてますが(当たり前w)
都内の会社に行くのは久し振り。あの世紀末的な4月の誰も居ない
状況から比べればだいぶまともですが、まだまだ油断は禁物。
注意して行きましょう♪(生きましょう)

ツー感じで、久しくの出勤は、気心以上に歩く距離が多くw
筋肉痛な訳ですが、無理に表現するなら心地よい疲労感(泣)
慣れていこー


まずはモーター(古w)

カワダ・ウルフに搭載して似合うモーターは、この川田製MX-1か
テクニゴールド位しかないと思ってます。ただ当時の
ワークスが使用していたのは、タミヤから出て居た奴でなく、
マブチから出た(と思われる)外径がやや小さい奴なので、
まず入手は無理。ブラシも特殊ですから、この子を
大事に使用していきたいなと。


早速分解しました。


冒頭の書き出しのままですね(笑)
僕は素人ですが、個人的にモーター自体が好きなのでw
かなりの数の分解と調整をしました。時にパワー重視
時にレストア。このモーターの世界は闇の様に深く、
上手く回った時は、嬉しくてたまりません。

けどコレ典型的な使いっぱなしの例w
まあ 本人がメンテした記憶が無いので当たり前ですが、
度重な走行でコミュは痛み本来の性能とは言い難いですね。
因みにローターは某有名メーカー製の4重巻き17Tですが、
LiPo電池と組み合わせると速過ぎるので、今回仕様変更します。


モーターもジャブジャブ洗いますw

人によりやり方は様々ですが、僕はブラシレスでも普通に
洗います。ただ洗うクリーナースプレーの気化熱で水分が
でますので、こちらは素早くふき取り、もしくはドライヤーで
完全に飛ばします(そうしないと錆びます)後ベアリングに注油。
そうすれば洗っても大丈夫かな。


今回は30Tで作ってみます

巻き線式のスイッチの特徴と言うか仕組みですが、
最高速(直結)以外は、抵抗スイッチの熱となり処理されます。
速いモーターですと、必然的に中低速を多く使うようになり
発熱自体が増える為、回転落して握る量が増やす方向(イメージw)
で組んでみます。


うわー 久し振りに出しましたw 生きてましたHUDYオートコミュ研磨機


少し前に某RC系YouTuberの方が、動画でコミュ研磨する(笑)
ライブがありましたが、何だか面白く拝見させて頂きました。
けど そんなに恐れるに足らず、旧車マニアは出来て当り前の感覚。

特にこの機械の場合は、削る技量は要りません。
必要なのは機械を削りたい状態に合わせる技量で、あとは
鼻くそほじってても、勝手にコミュは削れます。
もし令和の時代に、コミュ研磨興味が有る方は、過去に
何度が取り上げてますので、そちらもどうぞ。

https://sky.ap.teacup.com/tqtoshi/2158.html


削る前のコミュは汚いですね。






ザクッと綺麗になります。
ちょっと分かり易い様に、いきなり多めに削ってますが
本当は薄皮剥ぐ感じで、慎重に慎重に(笑)


綺麗に削れました♪ そしてさらにひと手間


汚かったコミュが綺麗に削れて、一安心ですが、
実は全体から見て作業は半分しか終わってません。
厳密には削れたコミュは綺麗ですが、ブラシ側は新しくも
コミュの径と必ずしも一致しません(と言うか違います)
なので径を合わせる為今では貴重な、専用治具を使用して合わせます。


準備としてまずはブラシのアライメント(取り付け調整)


かつてブラシモーター全盛期は、様々なメーカーから
色々な工具が発売されていました。ブラシホルダーを
シャフトと直角にする治具。そして全体で調整する治具。

僕も好きでしたから各種買って試しましたが、経験的には
ブラシホルダーとシャフト軸は、必ずも直角である必要は
無いと思います。最後に残ったのはシャフトの治具と
ブラシホルダーに通すトリニティの治具。コレで十分です(僕は)


ブラシレスでもおなじみのシャフト通し♪


スルスルです(笑)
ここらはブラシレスモーターにも使える技術。
どんなモーターもシャフトの芯が出ていると言う事は大事ですね。


トリニティのブラシホルダー突っ込んで、ブラシを半田付けw


あえて面倒な道を選択するのがマニアの務めw
こうするとラグ端子の分のロスが抑えられるのと、
アライメントが狂いにくい(ビスが半田で固定されるため)ので
海外チューンドに多く見られる手法ですが、ブラシ交換の度に
半田付けが必要なので、面倒と言えば面倒。


そして謎のジグでブラシの角度を合わせます。


説明すると長いのですがw 凄く簡単に言うと、
ローターの径に合わせでブラシ側の径を合わせる治具となります。

案外注目してない人が多いと思いますが、一般的なブラシモーターの
コミュ径って大体新品時で約7.6㎜前後だと思うのです。
そこから使用したり、コミュ研磨していくうちに、
当然径が小さくなりますが、経験上使用の限界は約7.2㎜まで。
それ以下だと、極端にトルクが落ちて回転ばかり出てしまいます。

今回の30Tのローターは丁度7.5㎜に削りましたから、
ブラシ側の研磨石の径も7.5㎜にセット。こうする事で
短時間に当たりの取れるブラシが完成します。


作業後はこんな感じ


もちろんコミュ研磨して少し走れば、自然と摩耗して
コミュ径になじみますが、その馴染むまでに意外と
コミュが痛む。コレを防止してキチンと角度が合うように
(属に言うモーターのアタリ)するには、低回転での
ブレークインが必要で時間的にも面倒。

そして案外ブレークイン時の発熱がモーターを痛めますので
こんな手の込んだ治具が有ったんですね。(買ったんですね自分w)
拘りだすとキリのない世界、僕は大好きですw


30Tですが、まるで海外のチューンドの様なスムーズな回転♪


コレは期待できます(自己満足w)

あとはやっつけ感があるスイッチ廻りは、
サーボセイバーを再度やり直して再調整の予定。
質感高くジーコジーコ出来ます様に。ふぅw






(*´ω`*)






寝ますw
コメント (1)
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