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ニホニウム 元素と地名の関係

2017-06-22 23:51:37 | その他
朝日新聞6月14日、ことばの広場~校閲センターから~
ニホニウム 元素と地名の深い関係
 
昨年話題となった、
日本生まれの初の元素である113番「ニホニウム」がこの春、理科の教科書の一部に載ったという。
ニホニウムと同時に名付けられた他の3元素は、
117番:「テネシン」:アメリカ・テネシー州から
115番:「モスコビウム」:ロシアの首都から

国名元素
87番:「フランシウム」:フランスが由来
84番:「ポロニウム」:ポーランド出身の科学者マリー・キュリー、ポーランドのラテン語
95番:「アメリシウム」:アメリカ大陸から
63番:「ユウロピウム」:ヨーロッパ大陸から

47番:「銀」は逆に、国名の由来となっている。
    大航海時代スペイン人が、南米を流れる川を「ラプラタ」(スペイン語で銀)と呼んだ
    のがきっかけで、銀のラテン語名アルゲントゥムが元となって、国名「アルゼンチン」が
    生まれました。銀の元素記号Agもアルゲントゥムからとっている。

ニホニウムを発見した理化学研究所(埼玉県和光市)と最寄り駅を結ぶ道路は、市民らの投票で
「ニホニウム通り」と名が付きました。

管理人は、化学出身。