六曜と迷信

年が明けてから我が家の菩提寺・妙高山大光寺の地区役員の方が、お札、お寺からのお知らせ等
を持って来られました。


その中に、曹洞宗宝暦も入っています。星の話をする際、星の文化史をテーマにすることもあり、
この暦からネタを使っています。

今年・平成２６年甲午（きのえ・うま）の
曹洞宗主要行事、国民の祝日、行事と雑節、二十四節気、暦注等が出ています。


毎月のページには、新暦、曜、旧暦、年中行事、九星、六曜、干支、二十八宿が出ています。

後ろの方に「六曜と迷信」の記述がありました。


この「宝暦」にも先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口という六曜が掲載されています。
月の満ち欠けによる太陰暦の朔日（ついたち）は、１月と７月が先勝、２月と８月が友引、
３月と９月が先負などと機械的に割り当てられており、それから順に六曜が付けられている
だけで、そこに特別な意味がありません。
禅の教えは「日日是好日」です。
どうぞ豊かな知性と感性で迷信を見破り、一度しかない自分の人生ですから、自分らしく
行きましょう。

とあります。まさしくこのとおりと思う管理人でした。
六曜は、結婚式場と葬儀屋のためにあるようなものです。
仏滅があるから神主が休みがとれるという。
友引があるから葬儀社は休めるのだ。