2012年は、天文現象の当たり年。
5月21日:金環日食。
6月4日:部分月食。
6月6日:金星の太陽面通過。
柴田町太陽の村にて金星の太陽面通過の観察会を開催した。
7時から12時までの予定である。
7時頃は、あいにくの曇天である。それでも上記の3つの天文現象を見たい家族が来た。
登校前の小学・中学生を含む家族だ。何とかねばったかいがあり、7時半過ぎに
雲の合間から太陽が見え、既に太陽面に潜入していた真黒な金星を見て歓声を上げて、
3天文現象を制覇し、満足げに学校に向かって行った。
その後も金星の太陽面通過を見ようとするお客さんが来る。
たまたま見えてラッキーな客、10~20分待っていたが見られず諦めた客等様々である。
4日の月食を見にきたお客さん、6日11時頃に御詠歌の練習を途中で切り上げて来ると話して行った。
11時過ぎに到着した時は、霧雨混じり曇天であったが、必死にお天道さまにお祈りをしていたら、
祈りが通じたのか、間もなく晴れ間が出て、歓声を上げていた。
携帯電話やデジカメで写真撮影をして、画像をゲットして行った。

【左の黒い丸が金星、その右に太陽黒点が2群見えている】
日食、月食、金星と3連チャンを制覇したと満足げに、丁度昼となったので、
太陽の村レストラン名物の「ぜいたく味噌ラーメン」を食べて帰って行った。

【ぜいたく味噌ラーメン】750円
一度、ご賞味を。おいしいですよ。
12時半、曇天となり回復の見込みがないのと、広報しばたお知らせ版にも
7時から12時までの開催としていたこともあり、撤収した。
日食メガネで金星が見えるかチャレンジしたが、矯正視力0.7の管理人には
金星を確認することが出来なかった。
怒涛の天文現象3連チャンが終わった。
5月21日:日食・約120人、新聞2社(河北、読売)、TV1社(仙台放送)
6月4日:月食・約50人、TV1社(東北放送・ウオッチンみやぎ)(管理人欠席)
6月6日:金星・約50人
注)
管理人は、前回の金星の太陽面通過(2004年6月8日)を筑波宇宙センターで観察した。
その時、同じ望遠鏡で観察していたのが、土井隆雄宇宙飛行士であった。
土井さんとは、日本スペースガード協会の役員を一緒にした時期もあり、協会の話をした記憶がある。
現在は、JAXA・宇宙飛行士を退職されスイスで国連の宇宙関係の課長の職についている。