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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

『足らでことたる 身こそ安けれ』

2018-05-11 07:49:09 | 昨日の感謝ごと
今朝の言葉は、人生を幸せに生きるためのポイントが凝縮された言葉として、心理学セミナーで教えてもらった言葉です。

この言葉を教えてもらったのは、人間の欲求について学んだ際のことでした。
アブラハム・マズローという心理学者は、人間の欲求は五段階になっていて、一つの欲求を満足すると次の欲求が生まれてくると提唱されています。
第一段階は”生存欲求”と呼ばれ、とにかく自分の命を生き永らえたいというもの。
次の段階は”安全欲求”と呼ばれ、今日だけでなく明日以降も生存できるようにしたいというもの。
現代の日本では、この段階までの欲求は満たされていることが多いです。少なくとも、この投稿を見ることができるあなたは、これらの欲求が満たされていないということはないでしょう。

第三段階は”愛と所属の欲求”と呼ばれ、家族や学校、職場など、人と一緒にいたいというもの。
そして第四段階は”承認欲求”と呼ばれ、一緒にいる人から承認されたいというもの。
私を含め、多くの日本人は、このあたりの欲求獲得でもがき、悩んでいるのが実情なのです。

今朝の言葉は、承認欲求を満たすために、高級車やレアものを入手しようとする行為に対して、警鐘を鳴らすために教えてもらった言葉になります。
誰も持っていないものを持っていることで他人から認められようとすると、その行為には際限がなくなり、常に足りないものを追い求めてしまうのだと。
周囲の目線で承認欲求を満たそうとするのでなく、自分は十分なものを持っていることに気付き、感謝する。その上で、自分が他人にできることをやらせていただくことで、他人から感謝される存在になることで、承認欲求は満たされるのだと。。。

この言葉を学んだ時の私は、自家用車にレアアイテムを装備し、他人と違うことを主張する真っ最中だったので、大きな気付きをもらったことを記憶しています。
自分は十分満たされている!ということを忘れないために、今朝の言葉として、ご紹介させていただきました。


今朝の言葉を読んで、あなたの欲求の源泉を振り返るきっかけになれば幸いです。

ちなみに、マズロー博士が提唱した五段階目の欲求は”自己実現欲求”と呼ばれるもので、自分を通して社会に貢献したいという利他的欲求になります。第一~四段階までは、自分に欠乏しているものを満たすための欲求だったのに対し、五段階目は与える欲求になるのだそうです。
私自身は、第三段階と断四段階を満たせるように日々、活動しているのが実態です!

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】