トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田部コナギ抜去

2021-09-17 | 水辺環境の保全
 この日、と言っても既に半月以上も前なのだけれど、前日より雲が多くなり最高気温も30℃程度の予報になったし手首の火傷は既に1カ月経過、スズメバチに刺された右甲の腫れも退き始め握り易くもなったのでコナギの抜去に入った。四本鍬などで引っ掻き抜き取れれば楽なのだが根張りが強くて葉茎は軟弱と言う条件では泥土に指を入れ込むしか抜去は出来ないのだった。

 抜いた株は畔に上げたがイヌビエを倒してその上に敷き詰めイヌビエの種子散布を多少とも防止する。盛期に刈り払いはしたのだが出穂させて種子を落せるまでに稔っている。敷き倒して泥付きの根茎で覆えば多少の抑制にはなるだろう。棚田部を終え畔を共有している温水田の畔側も除草した。あまり綺麗に除草すると生物が困るからほどほどで終わらせるのだが、結果的にこれが次の増殖の一因になってしまう。まあ、終わる事のないルーティンみたいなものだろう。

 この作業中、種別判断がつかなかった3種類の大型トンボ飛び立たせてしまったのだが手は泥だらけのゴム引き手袋装着中でおいそれとは抜けないし見るだけで終わった。
 最初の種は翅は薄茶に染まって腹部7~8節あたりの黄色い環模様が目立った個体だった。トンボ図鑑で対照すると、どうもヤブヤンマらしい。
 二種目は翅は薄茶に見えたが根元は黒くなっている。これもトンボ図鑑でマルタンヤンマの♀らしいと判った。どうしてもわからなかったのは黒いやや大型に見えた種なのだが、これこそタカネトンボではなかったか。

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