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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

松の樹皮の下

2012-05-29 | 小父のお隣さん

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 昨秋、松くい虫の被害で枯れた松の樹皮に点々と穴があるから、てっきりカミキリムシがあけた穴だろうと思いつつ、確認のために樹皮を剥いだら白い蛆虫がいた。体長は6ミリ程度で、釣り餌に丁度良い大きさだ。山女などは良く釣れるだろう。

 既に蛹の個体も合ったがなんの幼虫かは不明だ。カミキリムシではないようで、樹木本体の中には侵入していない。樹皮と形成層の間に位置し、樹皮を二重丸の様に喰い、形を残していた。見ていたら、米の等級検査で押す二重丸のスタンプの様にも見えた。

 でも、すでにこの松は、とても二重丸をスタンプするような材質ではない。叩くと軽い音が返ってくる。朽ちる前に除伐の必要があるが、それまでは藁人形の柱で生きる。

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