トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二つ池の改修

2024-05-04 | 水辺環境の保全

 下棚への漏水箇所はいまだ不明だけれど満水位を保っているから見て見ぬふりをすることにしたのだが上棚の下にある畔の狭さが気になって来る。もともとは幅1mほどで設えたのだが上棚に林接池を設えた結果、そこから滲みだすいわば漏水がビタビタにしてくれるので威之志士様がヌタ場に使い始め、業を煮やして歩けるだけの狭さに改修したのだ。しかし池を設えてから数年、滲み出ていた水も恐らくヤナギの細根が入り込む事により漏水が止まったからと思い元の幅に戻す事にした。

 まあ、いつも通りの珍しくもない朝令暮改だけれど、幅広くしておくと泥浚いの時の泥上げ場にもなるので不都合が無ければある程度の幅は必要なのだった。この日も夏日予報が出て、まだ暑さに身体が慣れないから無理を重ねない様に肝に銘じ、膝小僧、腰娘、肩息子にも十分に言い聞かせてからの作業になった。内容は単純で杭を抜き護岸丸太を前に押し出し杭で固定し泥浚いを兼ねて埋め立てする、だけの手順である。思っていたより順調に進んで早めに終了したのだが「一日一作」に徹すればトンボ見回りをして帰宅するだけである。

 浚い上げた泥土は歩ける状態でも無く枯葉や小枝のような有機質がたっぷり含まれている。おっつけ威之志士様の掘り返しに遭うのは必定だけれど脇は上棚の法面なのでカリカリカッカはしても構造には影響がない。


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