トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トッポギ初食!

2024-02-16 | 感じるままの回り道

 スーパーの棚にトッポギがあった。チーズベースと標準ベースの二種類並んでいたのだが迷うことなく標準ベースを選ぶ。自動録画されていた韓国時代劇を御腰痛い痛い病で自宅軟禁中、暇つぶしに視聴していたらこれが意外に面白い。中身はたわいも無いけれど子どもにも十分視聴させられる作りだった。日本製のテレビドラマは全く見ることは無い。見なくてもお決まり通りの泣き喚き角突き合いの構成だから敢て見る程のことは無いのだ。この激した感情や行動でしか演出や演技が構成できないのだとしたらお先真っ暗で芸術性など皆無になる。深夜放送で誰だか言っていた「笑顔を引き出したり笑わせる事は一番難しい」けだしその通り。陽出ずる国の電影、文化果つ・・・。

 さて閑話休題、ドラマ現代版では屋台や食卓に出て来るトッポギと言う食べ物。「トッポギとは何ぞや⁉」と関心を持って調べたらいわゆる餅料理の範疇だった。小生の関心は外食で食べるトッポギでは無くて時代劇に出て来る串刺しの焼きご飯、いわゆる「キリタンポ風か五平餅」の類似と分析して自作は生姜味噌で食べたのが1月の事。その後、ようやく本物に出会えたのだから買わずばなるまい、喰わねばなるまい。

 説明書通りにチンして出来上がり。主食の量とすれば少ないけれどスープと発酵惣菜を添えて実食してみた。食感は餅風だけど棚にある餅を短冊にして加熱すれば崩れてしまうから餅では作れない。やはりご飯を半殺しで無ければならないようだ。でもしかし、この実食で思ったのは「ご飯を半殺しにして焼いた」物の方が断然美味しいと言う事である。商品として綺麗な出来上がりでも美味しさを呈している訳でも無く、おこげの香ばしさは永遠であることが理解できた。

 少年時代は敢て釜底のおこげを盛ったものだったが電気炊飯器になってからはおこげは夢のまた夢であるものの中東向けの商品にはおこげの出来る炊飯器があるのだとか。購入できるなら購入したいもんだわ。で、渦中と言うかドラマの中の少年は何時もおこげを入れた袋を腰に下げていた。ドラマ作りも共感や微笑み、はてまた大笑い出来るものが欲しい小生である。


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