トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

三身一体・・・

2024-03-10 | 小父のお隣さん

 この日は久しぶりの最低気温2℃台だ。冬型の気圧配置だけあって快晴・日本晴れである。フイールドでは鳴き声は無かったのだが隣り沢の作業地でウグイスの鳴き声を聞く。昼前にフイールドに立ち寄りトンボ池傍でS先生とSざんとで四方山話。その折、ルリビタキが飛来してSさんが双眼鏡を渡してくれたから初めて姿を見たのだった。背は暗い瑠璃色で胸のあたりはオレンジ色で、やはり野鳥のきびきびした動作は美しく感じる。小生の偏見かもしれないけれど嘴が小さくて、そこがキュートだった。暖かくなれば高地に移動するとの事だったが代わりにキビタキが入って来るだろう。

 さて、今日の話題は鳥で無し、トンボ池の水が久しぶりに澄んで池の中はそこまで見通せる。卵塊やオタマジャクシ、はてまためだかの学校まで丸見えだった。泥の表面にはミジンコみたいな微小生物が移動しているのが見える。まあ、生命溢れる水域ならばヤゴの食事に不足は無いだろう。今回、池の中を眺めて想った事は「ニホンアカガエルとアズマヒキガエルが同居している環境は珍しいのか普通なのか⁉」と言う疑問だったので折よくこの質問をS先生にしてみたのだったが「環境的に食い違いは無いし競合相手でもなさそうだから生息域なら普通の事ではないか」と言う意見だった。まあ、何より生物多様性や共存しながら食物連鎖を形作って繫栄していくのは祝着至極であろうぞ。まあまあ、それを維持するに腐心している小生にとっては執着地獄であるわいな・・・。

    

 


今日のエッ!品「抹茶と小豆のビスコッテイ」

2024-03-10 | 何よりの楽しみ

 もう、雨降りさんなんだからぁー。かれこれ一週間近くもお空様がグズグズしていては雨は上がったりとはならず小生の暇つぶしが上がったりなのであった。この間、図書館も二週間近く閉館していて3月にならないと開かないし読書が駄目ならテレビと言う事にしても朝から見るべき番組も無く、店頭のポスターで見た「編みぐるみ」とか言う物に手を染めたのだ。これなら室内木工で粉塵まみれになる事も無く座しても立っていても出来る作業なのだ。

 とは言え空っ茶だけでは口が何とも寂しく侘しい。雨の中を買い物に行く気分にもならず冷蔵庫を探すと玄米粉がある。薄力粉が欲しかったのだが強力粉しかなく玄米粉と強力粉を合わせれば薄力粉もどきになるだろうと勝手判断でキッチン作業を開始した。発酵時間を要するスイーツでは時間の浪費なので発酵時間が不要なビスコッテイとしたのだった。冷蔵庫の中には賞味期限切れの小豆があるし棚には個包装の抹茶が有ったので合わせる事にした。

 まずはもどき粉120gをベースにいつも通りの気分調合である。抹茶は3包入れたんだが混ぜ合わせる段階から抹茶の香りが来る。抹茶を入れたのでシナモンは無し。後はレシピに添って二度焼いて出来上がりだ。砂糖を控えめにしたので甘さは感じられなかったものの抹茶の風味はさすがに活きる。粉の分量120g程度では切り分けて8本、これでは4~5日分のお茶菓子である。まあ、それでも空っ茶よりなんぼか良いのだ。出来上がりは試食を兼ね1本を立ち食い。何とか落ち着いて孤爺は粉まみれから抹茶グルメに、そして編みぐるみをやったのだった。