
その中にマユタテアカネと異なる印象のトンボも飛翔していて草叢に降りたのが判った。確認のため寄ってみたけれど発見できず、この時は「ミヤマアカネかなあ」程度の想いだった。しかし自分の中では出現期間は終わっている。水見回りを済ませもう一遍、トンボ池に戻ったら居たのだった。やはりミヤマアカネに間違いなかった。
後ろ正面から写そうと回り込もうとした瞬間に飛び立たれ舞い上がってしまった。マユタテアカネはこんな避け方はしない。降りてくる気配もなく見失ったのだが2枚はものにしたのだった。
帰宅してトンボ図鑑の出現期を確認したら11月中は期間内だ。それはともかく小生が見たミヤマトンボの遅い記録になった。まあ、他のトンボも足繁く丹念に探せば撮影できる種も増えるはずなのだが通常の活動の中での出会いともなると時刻も時間も場所も限定なので種の範囲も限定、生物の撮影は付録、余禄、記録、耄碌、奈落落胆てなもんや三度笠。
