トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

曳き馬は息が上がる…

2017-03-19 | 今日は真面目に
 窪地の一本橋、窪みも埋まり手すりも倒れてしまったから撤去した。約4mある一本橋は朽ちさせるのももったいないしトンボ池拡幅の護岸用に再利用する事にする。運ぼうと持ち上げてみたものの地面より離せず大人二人掛りでも楽ではないのが分かった。伐採直後ではないにしても野ざらしであるから乾燥材の様にはいかない。

 会友が居る時に運べば楽なのだけれど、そこは「待てない」性格の小生で、鳶口を使い百m程を移動させることにした。草萌えた頃なら滑りも良いのだろうが枯草状態の凹凸地表面では思った通り息が上がった。
 打ち込んだ鳶先が外れ「バッタン、ボッコン」では無くに泣けないので、それは慎重に、また外れた柄が胴部を直撃せぬように配慮しながらの移動になった。

 途中、何度か息を整えたものの、所定の場所まで運び終えたら次の作業には程遠い身体の状態で、たとえて言うなら「中距離全力走」に近く長距離走の疲労感とは全く異なる「息も絶え絶えゲッソリ感」…そんなところだった。
 既に達観した人生の小生は迷わず帰宅しテレビ桟敷で深蒸し茶一杯、お茶菓子無し…。

             何度か息継ぎ  ➡   搬送終了