
泥水池1と2を仕切る畦でキイトトンボより断然小さい体長30数mm程度のイトトンボを見つけた。羽化して数時間の個体の様で飛翔は弱弱しい。色合いも薄いから当然のごとく判別は不可能だ。体長だけを頼りに図鑑に当たると、この程度のイトトンボは数種類あってあえなく頓挫…。
それはともかく、イトトンボ類の初見にしろ同定不能の個体にしろ、全てがこの畦の両脇で視認できている。これは偶然ではないと思っているのだが、イトトンボ類の好む環境なのだろう。
両脇が水面、中型のトンボなどが入り込みにくい植物空間、厄介者のチゴザサでさえ羽化台として好まれている等々、部分最適化の結果とも言える生息環境と思っている。