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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「小さいイトトンボ」

2016-06-29 | 小父のお隣さん
 泥水池1と2を仕切る畦でキイトトンボより断然小さい体長30数mm程度のイトトンボを見つけた。羽化して数時間の個体の様で飛翔は弱弱しい。色合いも薄いから当然のごとく判別は不可能だ。体長だけを頼りに図鑑に当たると、この程度のイトトンボは数種類あってあえなく頓挫…。
 それはともかく、イトトンボ類の初見にしろ同定不能の個体にしろ、全てがこの畦の両脇で視認できている。これは偶然ではないと思っているのだが、イトトンボ類の好む環境なのだろう。
 両脇が水面、中型のトンボなどが入り込みにくい植物空間、厄介者のチゴザサでさえ羽化台として好まれている等々、部分最適化の結果とも言える生息環境と思っている。

モクズガニが水死とは…

2016-06-29 | 小父のお隣さん
 水見回り中、泥水池1からトンボ池へ送水させている管の吸水口に何か詰まっている。取り除いてみたらモクズガニだった。既に息絶えていて、これでは賞味も出来ない。前日の90mm近い降雨の出水時に吸引圧から脱出できなかったようだ。
 ズガニの生息は承知で漏水や水辺構造の破壊要因にもなっているのだが、この用心深く神経質な生物がパイプに吸い込まれてしまうなんて想像すら出来ない。

 ズガニを見るたびに思う事は、まず物理的に閉鎖水域と言っても良いだろう水域に遡上し、また下っているのかと言う疑問だが小さな個体もいて、留まって繁殖しているのかどうかは小生の理解の範囲では無い。