風倒木となった松の大木、朽ちさせるだけではもったいないから太い部分を輪切りにしてみた。
兄が譲ってくれたバーサイズ450のチェーンソーの出番である。古いタイプだけれどパワーはあるし、何より気持ちよく木屑が飛び出してくるのが快適だ。
切断径は500φから600φ程度の幹の部分を、都合、二十数枚切断する。切断作業の途中におチビちゃん達が通り過ぎた。少々足を止め眺めて問うてきた。「この包丁で切ったの?」
まあ、切ったのは間違いないし、幼児にとっては「包丁」にしか見えないのかも…。切り終えて、先日に地拵えした平坦地に並べてみた。遊んでくれるかどうかは判らない。
風花を追って雪雲現れり
たまらずに故郷しのぶ風の花
風花に包まれ父は高き空
手に受けて消えゆく花は風の花
わらべらは風花の中はしゃぎおる