トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

まったく、もうっ!

2012-11-02 | 小人閑居して憮然

Photo  「まったく、もうっ!」と言うしかなかった。寒咲き花菜を播種し、一夜明けたら踏み荒らされていた。ご丁寧にも、播種しない部分は踏み込みもしていない。

 領有権の主張や行使を強行するつもりは毛頭無いけれど、腹に据えかねるやり口である。周辺を観察しきっているというか、ポット苗を定植すれば掘り出すし、種子を蒔けば踏み荒らすし、「期を見るに敏」とでもいうか「恐れ入谷の鬼子母神」である。

 普段、通行している部分や刈り払って草地にしている部分など、歩くのが嫌になるほどの掘り起こし様である。もう「嫌がらせ」そのものに思えるが、ここは「接続領域」も「領有圏内」でもないから「泣き寝入り!」。

 帰宅しても腹の虫は収まらない。そこで閃いたのは「アレを使おう!」倉庫にモグラの忌避剤として使った残りがある。クレオソートが主成分の臭い丸薬だ。翌日、ばら撒いたら、整復したままの表土になっている。比較対照に移行浸透性の殺虫粒剤も通路に散布しておいた。こちらも寄り付かなかった。もう「ピース」Vサインである。


後頭部を覗く

2012-11-02 | 小父のお隣さん

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 トンボも少なくなった。赤トンボはマユタテアカネ、イトトンボも一種見かける。通りすがり、茎に止まっているトンボに異常を感じた。近寄って見ると後頭部が顕わになって、喰われたように思える。「はやにえではないし…」なんて思いながら撮影して翅に触れたら飛び去っていった。

 何のことは無い、生きていたのだが、ここまで後頭部を見せてくれたトンボは初めてである。だからどうだと言うほどのことでも無いのだが、あらためて後頭部を見返すと「雑な作り」に思え、少々ガッカリした。精緻な身体の構造に似合わないのである。

 考え様によっては「飛翔に役立たない部分に手間はかけない」という事になるのか…、無駄をそぎ落としたとも言うべき事なのか…。秋の夜は長いが、外の強風は木枯らし1号かも。