桜吹雪は終盤だ。通る道筋は桜の花びらで埋め尽くされている。泥水地の葦も一尺ほどに伸びたし、植栽した斜面の枯れ残りも、刈り払わなくては若草が出難いから、刈り払いをした。もう初夏の様に陽射しが暑くなって、魔法瓶の湯は不快に思える。
葦の刈り払いは、この冬まで葦原だったから、ビッシリと生え揃っている。伸びたら成長点を刈り払う事を繰り返して衰退させ、低草地に誘導する。斜面の植生も低草で維持させたいので、中高性の草は伸びを抑えるための刈り払い。とは言え今日は枯れ草が主なのである。
刈り払っている途中にキアゲハが飛んできた。今期の初見だけれど撮影は叶わなかった。草を刈っているとバッタ類やカナヘビ類が多く逃げ出していく。生物の数もめっきり増した。