トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

一夜の宿

2011-08-28 | 小父のお隣さん

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 毎朝と言うわけではないが、早朝に荒れた庭を眺めているとアゲハチョウが時折止まっている。一夜の宿として朝を迎えたのだろうけど、今朝は昨夜来の降雨で濡れ模様だ。

 山椒は食草として植えたから、日中産卵する様子は眺めていたが、一夜の宿としては初めてだ。幼虫達に葉を食べられて哀れな姿をさらす山椒ではあるけれど、それでも新葉は展開させてくる。

 カメラ内部が外気温との差でうまく機能しないのか、朝の撮影は画面が荒れることが多い。今日も荒れた状態だったが、日中の様に飛び立つ心配はないから、外気にさらしてから撮影し、何とか一枚撮影できた。近づきたいのだが一本足では到底無理である。


**Four 苦の世界

2011-08-28 | 番外編

 この広い野原いっぱい(小園江 圭子)

        この広い野原いっぱい咲く花を

        一つ残らずそのまま棄てる

        赤いマークの立て札立てて     良子

 さとうきび畑(寺島尚彦)

        ざわわ ざわわ ざわわ   

        広い海辺の町や村

        ざわわ ざわわ ざわわ

        期待とおりぬけるだけ

        今日も見渡すかぎりに瓦礫の波がうねる 夏の日差しの中で

        おざわ おざわ おざわ

        いつも国民雨ざらし

        おざわ おざわ おざわ

        この苦しみは消えない       御苦惨会々歌