沢水を頭にかぶり汗とればこれは極楽はすの葉の露
沢水にタオルを浸し背を拭けば萎えたる背中また生き返る
梅干を沈めた水を飲み干して木陰を後に夏草を刈る
塩飴を口に含んで根刈りする炎天のした幼樹は元気
沢水を頭にかぶり汗とればこれは極楽はすの葉の露
沢水にタオルを浸し背を拭けば萎えたる背中また生き返る
梅干を沈めた水を飲み干して木陰を後に夏草を刈る
塩飴を口に含んで根刈りする炎天のした幼樹は元気
第一駐車場の出入りする正面にある沢に落ちる肩が大きく崩壊していた。水路の刈り払いで入って判った事で、普段は利用しないから崩壊の初期に気づけなかった。
以前は駐車場側の法面に40年生程度の杉が立っていたのを、何を思ったか「巻き剥がし」で立ち枯れさせた者がいた。その結果、数年たって根元が水流で洗われ、木も腐って倒木となったのだが、その穴から水流が護岸を浸食した、と言う訳である。
これ以上、水流で浸食しないように、水流の方向を決めていた根を取り除いたのだが、幹は未処理だし、崩壊部は注意喚起のロープを張り、木馬を置いたままだ。土嚢を積めばいいのだが、これから先はボランティアの作業ではない。所轄の農林事務所に報告だけしておく。
作業中、オオスズメバチが何度となく足元に飛来して吸水していく。概ね10分間隔で飛来していた。「何も作業動線内の足元でなくても」と思う。蜂にしてみれば好みの場所があるらしく、何度来ても水面に浸った枯葉の上で吸水する。ホントに「マーフィの法則」そのままであるが、法則に反するから「もっと向こうで飲め!」と場所を奪えない私であった。