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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ナガエコミカンソウ

2010-08-18 | 小父のお隣さん

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 写真を見ていて「ナガエコミカンソウ」命名の由来を想起できた。他のコミカンソウより柄が長いし、葉も大振りだで、並べてみても近似種とは思えない。コミカンソウやヒメコミカンソウは、家の周囲に溢れるほど勢力を誇示している草本だが、これは見かけたことがなかった。

 最初の印象は「ムラサキシキブ」かと思ったくらいである。着花の仕方が面白い。写真を撮ろうと接近したら3~4mmの虫が三匹、葉裏の花に止まっている。外観からカメムシの仲間らしいことは判ったが、小さな株に三匹も来ているなんて特別の関係でもあるのだろうか。

 両肩の部分が出っ張っていること、大きめの白い斑紋があることなどで「トゲシラホシカメムシ」ではないかと思った。この虫、シャイのようで見ていると裏側に移動して視線の届かないところに隠れてしまうのだ。まあ、食事をしているところを間近で覗かれては、気分を害するのは小生も同感だけど…。

 隣人にしてみれば、敷きゴザを敷き横になってケータイを覗いている「おっさん」は、もっと珍しかったに違いない。

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未確認地表物

2010-08-18 | 小父のお隣さん

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 今日から猛暑の中心が蔽うとの予報だったからフイールドは中止とした。刈り払い作業を予定していたのだが34℃の気温が数日続く予想では腰が引ける。

 家の周りの草取りをしたのだが、山の刈り払い作業に比べれば、暑くとも知れたものだ。逃げるところはいっぱいあるのだ。「水」「氷」「シャワー」「洗面」と望むままである。

 草取りをしていたら卵が三個飛び出てきた。土の中に浅く産んだものだが、草を根こそぎ引いたために現れたのである。カナヘビの卵かニホントカゲの卵のどちらかだとは思うが、賞味してみる気にはならなかった。薄く土を被せて、そのままにしてある。

 もう一つは植物で高さ15cm程だが、互生の葉の柄の部分に雄花と雌花が着いていた。初めて見る植物だが、アプローチの縁にあったから、おおかた種子が飛んできたのだろう。最初はヒメミカンソウと思ったのだが、ネットで検索したら葉が全く異なる。木本の類だろうかと思い始めた頃・・・・・・。

 あちこちのぞいていたら「ナガエコミカンソウ」と言う名前だった。蔵書の検索図鑑にはなかった。