タイトルでわかってしまうけれども、この植物の実が何なのかが判るまでには結構時間が必要だった。ジャケツイバラを漢字で書くと「蛇結茨」。つる性の植物で、つるが絡まり合う様子が蛇の様なのでこの名前が付いたとか。 この実は愛宕山に登った時に見つけたもので、その時は何なのかすぐにわかるだろうと軽く考えていたのだが、帰ってから調べてみるとなかなかそれらしいものが見つからない。いろんな人に「これは何でしょう?」と聞きまくった結果、ようやく正体が判明した次第。音だけで名前を聞いた時、ジャケツを蛇血と思って「なんと恐ろしい名前」と勘違いしていたのは内緒です。これが木に一杯なっている状態の写真を撮っておけばよかった。なっている状態がまた面白く、空に向けて開いているのが不思議。
この実は毒だそうです。でも雲実という生薬でマラリアの薬になるとか。花言葉は「賢者」
初夏(5~6月)に咲くらしいので、また花が咲いている状態を観に行きたい。
ジャケツ星人