林夕紀子「timbre」 ショーロ・アズーのボーカリストでしたが残念ながら解散してしまいました。そして今回初ソロアルバム。全編カバー曲。ショーロ・アズーの最後のアルバムは去年一番聴いたアルバムの一つでした。だから今回のソロアルバムは期待大だったのです。 プロデュースがコンボピアノの渡辺琢磨。このコンボピアノの最新アルバムがまたヘビーローテーションになりつつある程よかったので、さらに期待が膨らみます。
一曲目からアカペラでランディーニューマンの曲。これは歌に自信が無いとできません。渋いです。 彼女の声は女性にしては低い落ち着いたアルト。いい声です。女性ボーカルはアルトが好きです。すべて洋楽のカバーなので英語でうたっています。僕としては彼女の日本語の唄が聴きたかったですが、まぁ次のオリジナルアルバムに期待しましょうか。インパクトにはかけますが、渋いいいアルバムです。聴けば聴くほど良くなるタイプのものですね。