ALOHA!
「明日の、さいたま市フラ講習会でソロを披露して欲しい」
というクムからの電話が
最終回の予定を前倒しして、明日は各ソロを披露し、最終回にはデュオを踊ることになりました。
参加者さん方から、リクエストがあったのだそうです。
なんとなく考えていたものの、いざ明日となると、さて何に決めようか?
と、選曲です。
クムのソロとのバランス、衣裳のバランス、等々
色々と考えて、やはり今、私が一番踊りたいmele(歌)・・・・に決めました
meleの美しさも、フラも、この曲は何度でも踊っていたくなる魅力があるのです。
アレアの歌う 「MAPU MAU KE 'ALA」 (※MAPU のAの上に -がつきます)
・・・清々しい心地よい芳香 という意味です。
これは、亡き人を花にたとえて、「花が散ってもその香りは常に漂っている」という思いを美しく歌い上げた名曲。
ハワイでは、愛する人を、よく花やレイにたとえて歌います。
以前に、ハワイ語の歌詞「kaona(隠された意味)」についても触れましたが、
花にたとえられるものは、大切なものが多く、それだけハワイは美しい花と香りに満ちていること、
そしてそんな自然を何よりも大切に愛しているのだと感じられますね。
~~姿は去っても、愛する花の清々しく心地よい芳香は、今も漂っている~~
Ua ho'i akula ka helena o ka pua ho'oheno
Mapu mau ke 'ala anuhea
そういえば、「千の風になって」 は、亡き人は風になっていつも大空を吹き渡っている という歌ですね。
亡き人の立場から歌ったもの。
「MAPU MAU KE ALA」は、見送った人が亡き人を偲んで歌ったものですが
「心地よい強い芳香が、そよ風に運ばれてくる」 とこの曲でも歌っています。
やはり風に乗って漂っている想い人の魂・・・ 共通点があります。 ・・・・深いです。
そんな思いをしっかりと伝えるフラを、明日は心を込めて踊ってみたいと思います。
何度踊っても奥が深くて・・・踊る度に色々な事に気づく大好きなmeleです。
今日はしっかり踊り込みしていました。
今の時期ですと日本では、木犀の香りが漂っていますね・・・・・・
この香りが風に運ばれてくると、秋の思い出が甦ります。
風に乗って運ばれてくる花の香りに・・・・思いを馳せながら♪ ALOHA~
まだ木犀の良い写真が撮れていないので(それはまた今度♪)・・・今日は秋の花々を