昨夜(5/22)から報道番組や新聞紙上を賑わしている黒川検事長の不祥事について、前川喜平氏の今日のツイッター上での発言に納得!でした。それは、「検事長の任命権者は法務大臣ではない。内閣だ。だから黒川検事長は内閣総理大臣に辞表を出した。定年延長も辞職の承認も内閣の権限」というもの。なるほど!と思いました。
さらに、個人的にも気になっていた点として、安倍首相が黒川氏の定年延長について「法務省が閣議請議したから」との言い分については、森法務大臣のちぐはぐな国会答弁から推測してどうも怪しいなと思わずにはいられませんでした。(もしかしたら、「請議」と言う言葉を初めて聞いたせいかも?)
とにかく、いつも安倍首相の独断専行に対して周りが忖度し、そして、そのあげくに尻拭いさせられているのが安倍首相をとりまく現政権の現状でしょう!? 今回も、たぶん森法務大臣(法務省)から黒川氏の定年延長を請議したものではないだろう?と推測できるのです。形式論としての後付けの理由に過ぎないと多くの人が思っているに違いありません。今日、伝えられた森法務大臣の進退伺いは、たぶん本心だろうと思います。安倍首相に引き留められたとのことですが、これからも苦しい立場が続くはずなので少しばかり気の毒でもあります。(土)
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