四季折々

~感じるままに~

オニユリとコオニユリ

2021-07-13 07:55:30 | 写真・花
今、町のあちこちでオニユリ(鬼百合)が咲いています。
赤い花びらに不気味な感じの黒い斑点模様、「赤鬼」を連想させ、この名になったとか。
昨朝はウォーキング中に、オニユリとコオニユリ(小鬼百合)の両方に出会いました。

その1 オニユリ(鬼百合)
   

   

   
茎の葉の付け根に、黒紫色の実のようなものがついています。
これは「珠芽(ムカゴ)」だそうです。
オニユリは結実はせず、このムカゴと、根茎にできる木子で繁殖するのだそうです。

原産地は中国で、北海道から九州にかけて、人里近くに分布(自生)しているそうです。
大形の鱗茎(リンケイ)を百合根として食用にするため、古い時代に渡来したのだそうです。
ムカゴも食用になるそうです。
日本にはムカゴをつけるユリは、オニユリしかないそうです。

その2 コオニユリ(小鬼百合)
   

   

   
オニユリによく似ていますが、色が黄色っぽい感じで薄く、少し小型です。
そして、大きな違いはムカゴがつかないことだそうです。
コオニユリはムカゴはつかないが、結実し、その種子と根茎にできる木子で繁殖するのだとか。
原産地は日本など東アジアで、東北から九州にかけて、やはり人里近くに分布(自生)しているそうです。
(北海道で見られるものは鑑賞用で植えられているもので、自生はしていなかったとか)
この鱗茎(リンケイ)も食用になるそうです。

 同じような花なのに、色や大きさが少し違っていて、

ムカゴのありなし。 結実する、しない。・・・ 不思議ですね。



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