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今日の筆洗

2020年11月24日 | Weblog

 コメディアンの飯尾和樹さんのコントにこんなのがある。男が平日の昼間からごろごろしている。男がつぶやく。「あ〜あ〜 幕末に生まれてりゃなぁ」−▼わずかなせりふにも大笑いさせられるのはこの手の妄想に身に覚えがないわけではないからだろう。めぐり合わせた時代が悪い。もしも動乱の世に生まれていれば、ひょっとして大働きをしたかもしれぬ▼「あ〜あ〜 就活がコロナの年でなけりゃなぁ」。コントを引き合いに出すのがためらわれる深刻でまったく笑えない話である。来春卒業予定で就職を希望する大学生の内定率は前年同期比で7ポイント減の69・8%。コロナの影響で採用を控える傾向が色濃く出ている▼ただでさえ、コロナによって学生最後の年を台無しにされた就活生たちである。厳しさを増す就職戦線に「あ〜あ〜」とうめきたくもなろう▼めぐり合わせた時代と景気にどうしても振り回される新卒採用である。長い就職氷河期があったかと思えば、この間までは売り手市場。コロナによる再びの氷河期はなんとしても避けたい▼政府は経済団体に対して卒業後三年間は新卒者として扱うよう要請している。景気悪化は承知しているが、企業側にはコロナ時代に不運にもめぐり合わせた就活生への格別の配慮と情をたまわりたい。言いたくはないが、あなただって、もし不運な時代に就活していたなら…。