降って来るもの

写真と散文とぽえむ

MRIを

2018-12-28 10:50:10 | 日記

                       MRIを

 

 昨日の午後、玄関前の階段を上っていて不意に走った痛み。初めて体験するかのような、激甚な痛さに暫く動けず。時間の経過に伴って右の膝は曲がらなくなってしまいました。幸いパパが休んでいたので孫の迎えは免除。

 僕は夕食まで、義母が用意してくれた消炎鎮痛剤をはり、息子が買ってきてくれたサポーターを嵌め横になって安静に過ごしていましたが、片膝が曲がらないことで背負う日常生活の難儀さを嫌という程に体験しました。

 本当の意味での理解は、自分が同じような状態になって初めてできるだと、それだから軽々しく慮ったりアドバイスなどしてはいけないのだと改めて感じさせられた次第です。

 夜の間中も、朝になっても状態には何の変化もなくて、今朝思い切って女房に2時間の時間給を取ってもらい、隣接する市内の近辺では名の通った整形外科を受診してきました。応急処置として膝に溜まった水を抜いてもらいましたが、それは血が混ざって赤い色を。もしかしたら半月板の損傷があるかも知れないからと、より大きな病院の整形での”MRI検査”を予約してもらいました。

 やれやれ、年明け早々の4日の午前がその日。それまではなるべく膝に負担をかけない生活を!!ですが、そうは言ってもね~。取り敢えず、ズキズキする痛みが消えれば、少しは精神的にも余裕が生まれて、もちろん膝の具合にもよりますが、何とか年末の慌ただしさの片棒を担いで奮闘できるかも知れないと、希望的観測に一縷の望みを託すマンボであります。

2018 12/28 10:50:10 まんぼ

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関係を

2018-12-27 14:13:28 | 詩16

                  関係を


人との関りがなければ

繊細な神経など決して育たない

 恐らく

育ちようがないのだ

 勿論

培われる訳もない


一人を貫けば

 きっと

新鮮な感情は悉く死ぬ

そんな多勢が蔓延したとすれば

 きっと

情kokoroは死に絶える


僕はもちろん僕でなくなり

貴方はきっと貴方の体裁を失う

 あらゆる痛みはそこに派生し

 あまたの苦しみはそこから生まれる


それだから

一人が好きだなどと

 公言してはならぬ

自分の周囲を

自らの壁で閉ざしてはならぬ

外に向かって放たれる

 開かれた欲望こそが

関りのこの自他の世界を

 日々に更新してゆくのだ

 

何時でも情のパイプを解放し

 その通路を磨き

容量を増やし柔らかに保って

いつでも

廻りをよくしておくのだ


他人とココロを結べないと

どれ程に輝く夢も立派な想いも

 須らく

干乾びてゆく

萎んでゆく

固まってゆく

 それらは何時でも

個の深淵で滅んでゆくものだから・・


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誰かに

2018-12-27 13:48:55 | 詩16

            誰かに


誰かの為になどという

 大それた発想はないけれど

誰かの幸せを祈る程の

 度量もないけれど

誰かに好かれたいと悩むほどの

 思惑もないけれど


誰かの頬をそっと撫でたいという

 欲望は有る

計り知れないところで

誰かと結ばれていたいという

 願望はある

誰かの胸の耕地で芽吹きたいという

 微かな希望はある


誰かに知られたいという

 強烈な自我も無いけど

誰かと手を結びたいほどの

 沸騰する熱情もないけれど

誰かの想いに紛れ込みたい程の

 企みもないけれど


誰かの胸に在る音叉を

 密かに共鳴させたい夢は有る

誰かと好ましい接触を遂げたい

 些かの目的は有る

誰かに”同じく”と合鎚を打たれたい

 縁の糸を探す意味はある


何れにしても僕は

 関りを持つ誰かと生きて

如何しても僕は

 誰かに関わりを持たれて生きたいのだ

 

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心訓抄Ⅱ.65

2018-12-27 07:06:56 | 心訓抄.Ⅱ

                 65.幸運が


辿ってきた道のりが違えば

 当然のように

見てきた風景も異なる


味わってきた彼是が違えば

 味覚も

それぞれの固有になる


呼吸ikiする場所が違えば

 匂いも濃さも

澄み具合もまちまちに違いない


ひとりに一つの想いが有れば

一人にひとつの世界が有るのだ


何を比べても

そこに同じものは無いから

 ひとつに成りたいなどと

妄想は抱かないことだ


違うことを認めながら

お互いを寄り添わせてゆくしかない

同じには成れないと

 達観しながら

それぞれの色を

根気よく重ねてゆくしかない


もしかしたらその途次で

同じだと感じる色合いに

 出会う幸運が

紛れ込んでいるかもしれぬ

 そこに

仄かな満足が待っていてくれるかも知れぬ

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黄昏blueと夜明けのblue

2018-12-26 18:57:59 | 

   ( ノ゚Д゚)こんばんわ

12/24 16:40

       

  それが僕のstatusのように続けてきた日日のブログ更新。時刻は朝と決めて書き込んできましたが、流石に今朝はその気にもなれず。布団の中で悶えていた次第。と云うのも、ちょうど一週間前の12/20に保育園に通っている3歳児の孫、湊人が「ノロウイルス」をもらってきて、それから大騒動の七日間戦争が勃発。

 その夜に大量に嘔吐した孫は幸いパパが休みの日で次の日に子供クリニックへ。”細菌性胃腸炎”という事で薬をもらって帰宅したのだが、次の日に一番身近のママが発症。ノロ恐るべし!!で次は妹の蒼唯へ感染。イブにはパパがお腹が痛むと掛かり付けの医者へ。こうなるとイブもクリスマスも関係なくなってしまい”最悪のクリスマス”を過ごすことになったのだ。そうして25日蒼唯の体調が戻らず、湊人は念のためのもう一日休ませると、パパが休暇を取って世話をすることになったのだが、その朝に遂に小生にもばあばにも飛び火したのだった。

 何しろ起きるだけの気力が出なくて、一日中布団の中で過ごしたのだ。関節の節々が痛み、熱も少し上がって、うつらうつらに過ごした。食欲もわかないので三度の食事を抜き、水分だけは補給して悶々と経過した時間。健康が何にも勝る財産だと、そういう苦境に陥って改めて認識するのだ。

 それ故、今朝のブログの更新は成らず。まあ、いいか・・と諦めてはいたのだが、朝食を抜いた反動か昼には少し食べる気になり、午後からは予定の仕事も何とかこなせるようになったので、もしかして、心配などしてくれるブロ友さんが居たら(そんな人はいないでしょうけど)事情の説明だけでもとPCの前に座った次第。

 ものは考えようで、まだ三連休が噛んだので幸運と云えば言えなくもないが、7人で暮らす大所帯だからてんやわんやも尋常じゃないのだと感じたこの一週間だった。ただ救いは86歳の義母にこの憎たらしいウイルスが牙を剥かなかったことだろうか。但し、こやつ、長い潜伏期間を保持しているというので、暫くは油断ならないのだが・・。

気分直しに前と後ろに幸せブル~の画像を配置して、皆さんには感染しないように配慮を

12/26 19:37 まんぼ

12/25 06:37

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水溜りのUta~もう一つの風景~

2018-12-25 06:22:36 | 自然

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 もう直ぐ6時半になりますが、まだ南の空に”明けの明星?”でしょうか、真っ青な夜明け前の空に消え残ってキラキラと輝いています。それ故今朝は、完璧な放射冷却仕様での冷え込み。体感から推測すると多分、幾ら古惚けた温度計でもその寒さにシャキッとなって零下幾度を指し示しているに違いないと断言できそうな朝デス。

さて今朝は、誰もがあまり被写体として注目などしない”水溜り”に視線を注いでみました。もう一つの世界を覗き見たreportを!!

カーブミラー。手を挙げて歩道を渡る黄色い帽子を被った小学生のようでしょ。

世界が蠢く

太陽が・・

時刻は8時半。時折日差しが水面を走る。

冬とふ季節

物悲しさが漂う、年の暮れです。

    

黒い塊りは僕の頭

    

陽光が水溜りでしばしの憩いを・・

anataにも何かしらのメロディーが届きましたか?            12/25 06:45 まんぼ

 

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此の山脈yamanamiが

2018-12-24 12:34:28 | 自然

駿河や甲斐にあの山がある様に

薩摩に噴煙の活火山がある様に

北の大地に聳える蝦夷富士のように

伯耆の国に大山がある様に

大和飛鳥を見下ろして二上山hutakamiyamaがあるように

それからそれから

世界の天辺にエベレストが屹立しているように

僕の第二の故郷に、此の山脈がある!!

12/24 12:46 まんぼ

 

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夜には疲れて

2018-12-24 05:54:21 | 随想

                 夜には疲れて


 冬至前後の短い昼間を、早朝から脇目も振らず耕してきたので、やっぱり夜と言われる時間帯に入ると、writerを自認する僕にも発信する気力がなかなか確保できない状況も間々ある。偶に余力を駆使して短い文章を載せたりはするけれど、突然カメラに表示される”電池容量”の少なさにドキドキするような気分でPCに向かっている。

 それは否応なしと云った方が正確だが、どうしても目覚めるのは大勢が共有する認識であるところの”早朝”になる。それも決まってまだ闇の深い、暗さが極まったままの四時台や五時の始めのmonoの気配さえまだ就寝中のような時間帯にだ。それは最早個々の癖というより僕には習慣と呼べるべきものになっていて、或いは、別の言い方をすれば、それは年齢を重ねたものに共通する概念に属する象徴的な出来事なのかも知れないと、一種の諦念を抱かせたりもする。

 早起きは何時頃から始まったのかの区分さえ明瞭な記憶のないまま、もう随分と以前から思考も体調も出来ることも”朝方”の人種(もしかしたら、ブログを始めた七年前に起因しているかも知れないと思い当たらないでもないのだが・・)になってしまっているのだ。

 ともあれ、何処が始まりだとしても、まだ暗闇が風景を覆って沈黙の世界を支配している”夜と思しき”午前五時には、僕は淹れたてのblackcoffeeを机の端に置いてPCと対峙する自分を常として意識している訳だ。

 冬至前後の長々と夜の帳が下り続ける冗長さには流石に辟易としながらも、何とか時間を繋ぎ如何にか時間稼ぎをして、夜明けの感覚に浸れる時間帯まで引っ張ってゆくのが日課になっていて、このブログもその為の手段として一役も二役もを担っている。否、ひょっとしたらその半分以上の役割を果たしてくれていると言っても過言ではないかも知れぬ。

 そんな訳で、そのようにして始まる昼間の長さを無事に擦り抜けて迎える夜には、如何ほどの意識の体力も残っていないのが常態になっているのだ。それ故そんな疲れた夜には、大好きな作家の文庫本の小さな文字を追いかけていると、それが揺り籠のような役割を果たして直ぐに睡魔の言いなりになってしまい、ページ数の消化が捗らない事夥しい事態に陥る。

 おっと、浴槽にゆったりと身を任せている途中でふと思い浮かんだタイトル”夜には疲れて”に拘って、その夜と闘いながら書き始めた随想の如きを目を凝らしながら書き進めてきたが、机の右端に置いてある卓上の電波時計の警告に気付いて時刻を読み取れば最早10:30PMになっている。どうやら眠りの時刻を過ごしてしまったようだ。直ぐに待ち受けている明日との戦支度を始める時間を過ぎたようだ。ではでは・・。

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立心偏の空海

2018-12-23 15:05:36 | 徒然

               立心偏の空海


元気で居なくちゃ

心も身体も、物言う佇まいで居なきゃ


既に詩15「有無の言伝」は伝言で満杯になった

そうして、もう直ぐ

詩16「夢幻渡行」も定めたページ数の満了を迎える

そんなこんなを想いながら

詩創りの際どい緊張の空間に居ると

白い太陽が鮮烈に網膜に焼き付くように

言辞が連鎖して現出する

そうして、告げる

詩17のタイトルは「立心偏の空海」にせよ!!と


己が宇宙に渦巻く

心の有り様を余さず書き示せと・・


元気で居なくちゃ

逞しく有らねば

兎にも角にも詩17に”あとがき”を書くまでは・・

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空海に

2018-12-23 15:00:28 | 詩16

                空海に


ひとつの事柄を成し遂げれば

 胸にいち枚の襞が加わる

己のシステムを貫き通せば

 いっ冊の書物になる

ひとつの想いを成就すれば

 いっ巻のヒストリーになる

有為の日日を重ねれば

 年輪は密に締まり太く固い心柱になる

想念の束を紡ぎ撚り織れば

 自ずと己が曼荼羅の空海になる


歳月や日時や分秒に

些かの紛れもないのだ


生きとし生けるものに

チャンスは平等で

 いつでも

空と海はそこに在る

 けれど

空海の蒼に染まれるものは

一に掛かって

そこを見詰める

それぞれの眸の

 深さと透明さにかかっている

掘り下げ拭い去ってきた

 錬磨の情の軌跡にかかっている

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