降って来るもの

写真と散文とぽえむ

再開

2018-10-31 06:33:32 | 日記

 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 あの暑くて長い異常な夏が、ほんの少し前に終わったという感覚なのに、季節は最早霜月へと傾れようとしている。TOKIはまさに疾風のように昨日へ、過去へ、闇の中へと消滅してゆく。立ち止まって眺める機会があれば、そのことが痛いほど胸に突き刺さる。

 数か月前から膝の痛みを感知して中断していたウオーキングを、昨日、恐る恐る再開した。試運転の車のように、彼方此方のチェック項目を確認しながら・・。新しいルート探しと、その道すがらの被写体の探索も兼ねてカメラを肩に。だが、例によって撮りたいものに出合うと本来の目的を忘れて夢中になる。

   

    

      

川面に映る風景

美しい朝だ

    

美しい空だ

野菊が咲く

我が第二の古里は此処に!!

06:52 今日が生まれる

10/31 06:33 まんぼ

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"楽”が少し

2018-10-30 06:02:06 | 詩16

            ”楽”が少し


明星のように輝いていた

 anataに会うという

ひとつの約束が

綺麗さっぱり、無事に見事に

滞りなく果たされて

 僕はまた、いつものように

決済の後から直ぐに遣って来る

宴の後の侘しさを

過不足なく味わっています

 やれやれ・・の状況ですね


楽しみの大きさと比例するように

胸の中に、ぽっかりと

同じ大きさの空洞が生まれているのを

 感じるのです

やれやれ・・厄介な心情です


仕方ないことですよね

そんな風に

色々な喜怒哀楽を

 様様に

胸のノートに上書きしながら

辿ってゆくのが人生ですものね


自分でつけるperiodの

 或いは

附与されているイノチの

最後の日付の時刻まで

 それを

繰り返してゆくのでしょうね


願わくば

”楽”がほんの少しでも多い

余生でありますように・・

 ですかね お互い!!

              10/30 06:02:06 万甫

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心訓抄.29

2018-10-29 07:10:59 | 心訓抄.Ⅱ

               29.約束


遠く近くに

約束があるのは いい

どんな約束でも

約束があるのは 素敵だ


時間が軽やかに通り過ぎる

約束をペンに替えて

束の間の詩人になる

時空を超えて

夢見る少年少女に戻る


もしも

生きることに疲れたとき

一つの約束が

救世主になる


hitoは誰も

約束の時間を生きるけれど

そこに鏤められる約束の多少で

生死の始終の間の

豊穣さが決まってゆくのかも知れぬ


種類や量や味覚や方向が違っても

生き続けることに

何時でも約束は必要で

だから

約束の有る今日に弾み

約束を抱える明日は

尚更に 素敵になる

             2018 10/29 07/10 万甫

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大和三山を

2018-10-28 06:45:28 | 風景

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

朝のうち降っていた雨があがったので、午後から遅ればせながら”藤原京跡”に植えられた”秋桜”を

残念ながら花の盛りは過ぎて、少し物悲しい風景になっていました

花を撮ろうと勢い込んでいたのですが、諦めて、藤原京から見る「大和三山」を写してきましたよ。周りに高い建物のない明日香藤原時代ならほんとに三山に囲まれた平野に開かれた都だったのだと分かります

左の山が「耳成山」

  

    東の方

「畝傍山」

「天の香久山」

  

此処に都が

西に建物の間から「二上山」が

世界遺産に登録されるといいですね。

予報が”快晴”だったのでカメラ持参で期待して外に出てみると・・、久しぶりに日の出前の美しい風景が

いい日になりますように、アナタにも

10/28 06:45 まんぼ

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晩秋の追慕

2018-10-27 05:53:27 | 随想

             晩秋の追慕


出来たばかりの詩集を

猪の一番に

アナタ宛てに贈る度に

一週間も経たないうちに

褒め言葉を満載して

必ず

届いた僕宛の葉書


それも

物理の教師らしく

葉書の裏と表に

数ミリの間隔で罫線を引き

そこに

誠実そのもののように

少し角張った几帳面な文字で

ビッシリと埋め尽くされた言葉

それは

まるで手紙のような葉書


そんな便りが届く機会を

永遠に失くしてしまった

この晩秋


新しい詩集は完成したのに

宛先も

帰ってくる葉書も

書き甲斐だったひとつの動機も

喪ってしまったこの秋


もう直ぐ

アナタから

途切れることなく届いた

それは

半世紀を凌駕して続いた

夏と冬の

いつでも

心待ちにしていた

暑中と年賀に纏わる

月日が来る


侘しくて、切なくて

しみじみと淋しい

追慕に明け暮れる

この晩秋よ

        2018 10/27 06:14 まんぼ

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発想

2018-10-26 12:53:29 | 詩16

              発想


何も発想するな!

ひとつ点滅すれば

そこに

言葉が連なってゆくのだ

そうして

そういう風に現象が始まると

眠る時間は

絶え間なく削られてゆく


前頭葉に浮沈するぽえむ模様の

欠片や断片や暗示に反応して

その度僕は

闇を照らしたり明かりを消したり

memoを広げたり閉じたり

繋ぎ合わせては削除し

産み出しては抹消し・・


そんな夜は

夢中の脳作業のうちに

知らぬ間に

睡眠時間を消耗してゆく


それだから

眠りたい夜には

ほんの僅かでも

発想はするな!!と言い聞かせる

2018 10/26 12:53 万甫

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沈黙の古里

2018-10-26 06:10:10 | ふるさと

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 夕べの予報通り冷え込んでいます。和室の室温21℃。何とか暖房なしでUP出来る温度でしょうか。昨日はまさに秋晴れの一日で、思い立って午後3時から久しぶりに古里へ

緑一色から、少しずつ秋色が増えてゆく

深い沈黙の

気温13℃

物悲しい季節に

移ろってゆく

沈黙に溺れそうな生家が

先の台風で

愛宕神社の

侘しさも

極まる・・

    

人が通らない里の道は、見るたびに荒れ果ててゆく

お地蔵さんと山の神だけが、変わらずに、移ろってゆく、埋もれてゆく風景を見守る。

古里はだんだん遠く・・

何時ものように、切なさを抱えて帰る道すがらに、林間に差し込む夕陽が

車を止めて見入るひととき

快晴の夜空に、真ん丸の月が

10/26 06:30:30 まんぼ


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じゃ、又

2018-10-25 08:03:39 | 詩16

            じゃ、又


一寸先はほんとうに闇かも知れないから

明日があるという保証書は皆無だから

”そのうちに・・”などの一言の

あやふやさは

言葉になった瞬間に

虚空に霧散するのだ

きっと


じゃ、又?

それは一つの約束手形

もしかしたら不渡りになるかも・・だし

期日に正しく履行されるかも・・だし

そのうちに・・の危うさよりは

幾らかは現実的で

やり取りする二人に

多少の真実味と期待が存在する

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メリーゴーランドのように

2018-10-25 06:29:07 | 詩16

                merry-go-roundのように


延々と書き加えられ

継ぎ足され

積み重ねられてきた履歴は

 或いは、来歴は

僕の後ろにくっつくcareerは

終わってしまったdramaの筋書きは

profileと呼ぶ過去は

 その度に

納得の認印を押してきた

僕の固有のものだから

 どうにも変えようはないけど・・


if、若しかしたら

箇条書きの一行の後や

行変えの隙間や

 物想いの・・の次や

途中に置かれた点や丸や空白やに

全く違う物語を紡ぐ前兆や萌芽が

 隠されていたかも知れない


過ぎてしまったキャリアを想いながら

そんな風に考えてみることで

 終章に近ずく自が青史の

新しい別の巻を夢想しては

 過去と現在を

 今と昔を

メリーゴーランドのように廻れる


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ペン先の

2018-10-25 06:16:36 | 詩16

            ペン先の


行先は、penに任せたい!と

 何を書くのか

 何処まで行くのか

 何時仕舞うのか

全てはペン先の動きに任せて

僕はただ

愛しく傍に立ち会う


どの仕様の僕かが

書き出し、書き続けるけれど

 きっと

 どの僕もの想いが

 集約されて言葉になる

その結果と責任は

此の僕が負うと定めて

ペン先の意図する方向のままに

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