降って来るもの

写真と散文とぽえむ

赤詰め草

2018-05-31 05:55:06 | 

                 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 空の皐月の最後の日、31日木曜日の午前5時34分になった所です。障子を開けて外を見ると、如何にも重たそうな雲が今にも抱えきれなくなった雨粒を放り出しそうな気配で広がっています。

 昨日は目覚めた時にはすでに小雨模様で、その状態が終日続きましたが、一昨日は今朝のようにどんよりと曇っては居たものの、雲の量も明るさもそのままで維持してくれそうな朝で、FHから通い慣れた散歩道に合流して5000歩記録してきました。朴の花が咲いている間にどうしても“花の香”を嗅いでおきたくて・・

此の花に可能な限りに鼻を近づけてその匂いを嗅いできましたよ

う~ん、ひと言でいえば「高貴な甘酸っぱさ!!」かな

    

      

其の儘の姿で見事に枯れた「朴の花」デス。なかなか見られないショットですよね

     

美しい紅

茱萸はまだ

茅萱の穂

自然は無尽蔵の被写体

白詰め草の群生

     

蒲公英と

赤詰め草

                                    05/31 05:55:05 まんぼ

 

 

 

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TOKIの寝床で

2018-05-31 04:59:01 | 詩15

                         TOKIの寝床で

 

瞳が

現実の在処を少しずつinputしてゆく

僕はTOKIの寝床で

それを

少しずつ受け入れてゆく

 

ひとTOKIの間も

安定のない時間の寝床で

僕は心身に戦支度を施してゆくのだ

引き摺られないように

暗渠に閉じ込まれぬように

前に

間違いなく掻き進めるようにと

 

目覚めた瞬間から

移ろうTOKIとの

終わりなき葛藤が開始される

僕は覚悟して

不安定を起ち上がるのだ、今朝も

この瞬間も

暗い引力を感じながら・・

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平穏を攪拌しては

2018-05-30 07:36:07 | 詩15

                         平穏を攪拌しては

 

鏡面には何も置かないのがいい

鏡の水面に

 何も浮かべてはならぬ

ほんの僅かの触れごとにも

紋様は

muneのtairaをザワツカセル

 

優しい夢幻に愛撫されたいのなら

 決して

滑らかな表情を崩させてはならぬ

ほんの些細な刺激にも

 其処に映せば

ただでは済まない緊張が

集合体になる

 

思いつきや気紛れで

 決して

鏡面の静寂を乱してはならぬ

もしも

生きて死ぬという平凡を

 滞りなく踏襲したければ・・

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覚醒は封鎖される

2018-05-30 05:15:50 | 詩15

                      覚醒は封鎖される

 

02:40

死んだように覚醒は封鎖される

サレタ!!ベキナノダ!!

ni違いないのだ

 

安穏の無に潜り込め!

皆無の注射針を

胸に一刺し

無の平らかなsiの中へ

02:44

まだ眠りの森を抜け出してはならぬ

怪奇の曲がり角で

其処がどんな場所でも

イノチの濃度を養わねばならぬ

02:46:39

yumeの装置をぶち壊せ!

記憶機能をダッシュせよ!!

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一聯の遺言書を

2018-05-30 02:20:05 | 詩15

                     一聯の遺言書を

 

02:10

ボクは不確かな眠りを完遂するタメ

再び

目蓋を縫い合わせるように

トジル!!

 

睡眠は必要なのだと

麻酔医に依頼して

動かない目蓋に

動けない筋肉に

 一縷の望みを托して

 

ボクは

薄暗闇と別れの接吻をする

 そうして

引き換えに

此の数行の宣誓書を

 勝手に動く右手の

その先に有る黒色ball penで

カク

 

一聯の遺言書を書き終えたら

02:16

まだ眠りしか許さぬ

丑三つドキノ・・

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憐憫と嘔吐と

2018-05-29 04:53:00 | 詩15

                     憐憫と嘔吐と

 

膨張する自分と縮小する僕と

或いは

薄暮のボクと彼誰のbokuと

そうして

疲弊する己と再生する私と

幾層にも折り重なった僕を

その折々の僕を

総称の僕からはみ出さない僕を

一つの個から抜け出せない僕を

若しかして

換われない矮小のぼくを

可もなく不可もなく

有無の嘔吐のような微かな憐憫を生きる

不正確で不確実で不確かな

輪郭のない形を纏って

終着に近づいてゆく日常を・・

05/29 04:52:52 万甫

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朴の花を!!

2018-05-27 06:30:06 | 

        ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 昨日の朝のウオーキング。何百回と歩いているのに初めて気付きましたよ「朴の花が!!」咲いているのに

肥後のブロ友さんに”高い所で咲いていて身近では‥”と言っていましたが、当に手に取って!!の近さでまじまじと見て一つの感動を貰った朝のウオーキングでしたね。

此れ!!

    

    まだ暫く見られそうです

撫子

    

ウツギ

高野槇

白詰め草

枯れ尾花

柿の花

ヤマボウシ

     

ガクアジサイ

菖蒲?アヤメ?良く分からん

05/27 06:30:06 まんぼ

 

 

 

 

 

 

     

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新しい朝夕を

2018-05-27 06:05:04 | 自然

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 快晴の日曜日の朝。五時過ぎに目覚め、いそいそと撮った”新しい朝”の日の出直前の東の空デス。

 今日も真夏日前後の気温まで上がりそうな気配。まだ五月だというのにもう少し前から夏になってしまったような感覚ですね。この暑さの中で、今日は自治会の「春の植栽」というイベントが

 年齢を考えると、やっぱり準備万端に”熱中症”対策をして参加しなければ・・

05/27 

05:15

05/24の18:43新しい夕方の日の入り直後の自然デス

     

 僕と大の仲良しの孫娘は、保育園生活も一日に伸びて、元気に過ごしています。僕の帽子を被せて”笑顔”を撮ろうと画策しましたが、そうは問屋が!!で、緊張の面持ちでレンズを見詰めるこんな一枚に

05/27 06:05:06 まんぼ

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約定された始終の

2018-05-26 21:01:10 | 詩15

                       約定された始終の

 

毎日同じように見えて

ほんの僅かの同じも無いのだ

過ぎてしまった時間の堆積分が

昨日との相違を如実に物語る

 

天邪鬼は変わらないと

全肯定するけれど

気付かぬ振りをしているだけ

約定された始終の有る身は

否応なく

TOKIの針に刻まれてゆく

 

よりよい現実に住まいたければ

この不可視の

イノチの時計の音を

胸の奥深くに

錘のように置かねばならぬ

そうして

その碇を巻き上げて進む

不退転の今日を

探しあぐねねばならぬ

 

例え前後左右に

果てない虚空が広がっているとしても

求め続ければ

きっと

菩薩の智慧は降って来る

 

NINGENは虚無僧のようなものだ

深編笠の隙間から

見える微かな虚空を漂泊し

ただ果てるまで歩く

歩かされるのではなく

慈悲へと辿り着くロードを模索して

己の覚悟のままに歩くのだ

05/26 21:00:21 万甫

 

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二重生活

2018-05-25 06:05:48 | 随想

                     二重生活

 

 僕は今、住み慣れたSH(second-home)の居間の大きなペアガラスの窓の前に座り、孫が置いていったチャイルドdesk(30縦×60横×22高)の上に、備え付けのmemo用紙を開き、残っていたHB(僕の子どもたちが使い古して長さが半分に減った)の鉛筆を握って、予報通りの小雨が降り続く午後の、それでも充分過ぎるほどの明るさに手許を保証されながらこの原稿を書いている。

 火曜日の朝に(05/22)造園業者が二人最終の外構工事の仕上げにやって来た。二週間も何の音沙汰もなしに。痺れを切らして建築を依頼した工務店の下請けの工事会社の営業にTELしていた途中で彼らはやって来た。聞けば連絡を忘れていたと・・。ただ唖然となる為体ぶりではないか!!

 まあ、其れは腹に収める(僕の度量を図られると考えて)として、とにかく二人の見慣れた業者は手際よく最終作業を熟し、夕方にはすべての仕舞いを終えて帰って行き、少しトラブルはあったものの、ついに念願のFH(fast-home)はようように設計図通り、思い描いたマイホームの完璧な姿で陽の目を見ることになった。

 僕はSHとFHの二軒の住まいを持つことになった。生活を支えてきたこの仕事を後4~5年は継続すると決意している僕は、従って、孫2人を保育園に送った後は、残りの一日の昼間の殆どを(否応なくと言えなくもないが)このSHを起点にして動いていることになる。此処で荷物を積み、此処に荷物を下ろし、洗い、乾燥しアイロン仕上げを施す。そうして5時を回り、孫たちの迎えの時間が遣って来るまで古家に隣接する工場に籍を置くという二重生活を送っていることになる。

 暫くの間、何やかやの忙しさによる疲弊気味の心身状態に紛れて中断していたウオーキングも、いつも通りの時間に何時ものルートで再開し歩数計に5000を刻んで、生活全般にわたって正常に戻りつつあることを実感している。

 4月上旬の引っ越しから40日が過ぎてFHが完成。その間じゅうもSHの片付けと掃除、残りの荷物をFHに移動。一日仕事をこなしながら2軒の住まいの模様替えを並行して行い、夕方から夜と朝の初めまでの賑やかさ(何せ7人家族なのだ)にどっぷりと浸った後は、100%僕の好みに合わせたSHで仕事と休憩という「二重生活」を共存させることで、僕はどちらの居場所に居ても其処で充電し、鋭気を養い、活力を充填して一日を始められる。

 当分の間は続くだろう此の生活の中に、日々を生きる楽しみや愉しみを数多く見つけ出してゆきたいと想う。FとSのHを持てるという幸いに恵まれたのだから、その環境を満喫しない手はない。多分そのように二つの起点を持つことで齎される哀楽も比例して増えるに違いないのだから・・。

 小雨にしっとりと濡れて、纏う紫の神秘性を弥増す花を眺めながら、胸の裡を去来する由なしごとを一編の随想として書き下す昼下がりの僕、マンボである。

                       2018 05/23 14:37 まんぼ

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