3113~もう一つの日記帳~
今から6年前に”EO”でブログというものに出合い最初の記事を書いたのが、忘れもしない-2012 2/4-立春の日だった。それから瞬く間に5年が過ぎてeoブログが閉鎖されることになり、現在のgooブログに-2016 11/7-に引っ越しを終えて、もはや二年が過ぎようとしている。
eoで書いた記事のタイトルが5年で「1882」コメントは「2141通」も貰った。その頃も過ぎてゆく月日を上回るペースで記事を書いていたことになる。自分の何処にそれほどのエネルギーの蓄積があったのか?新たな力の原動力になっていたのは何だったのか?は良く判らないけれど、僕は確かにこの”もう一つの日記帳”に心情の機微や徒然の哀楽を書き込んできたのだ。
そうして今朝のこの記事でタイトルNOは語呂のいい「3113」になった。直近で見ても、11/1に3051で始まった番号が月末の記事につけたNOは3109を記した。つまりは此のひと月で58ものタイトルを付けた記事と写真をUPしたことになる。我ながら見事な”壮挙”だと自画自賛する。
もう何十年も書き続けている何冊目かになる普通の5年連用の日記帳と並行して、僕は毎日もう一冊の日記帳にも一期一会のその日の由なし事を書き続けているのだ。しみじみとその行為に想いが留まると、当然のように一編の詩が生まれる。
幸せ遡上
月日を繰れば
そこに自叙伝のように
僕の昨日が現出する
確かに生きていた証は
3113個の項目で語られ
それぞれのページに
差し込まれた栞の誘いで
僕は詳細に記述された
数多の昨日へと
容易に遡上できるという
ひとときの幸福を懐にしている
そのことが
一枚一枚の栞を
プラチナのように磨き上げるのだ
2018 12/04 06:46 万甫