降って来るもの

写真と散文とぽえむ

五月、皐月、May

2024-05-01 06:01:20 | 詩30

 

     五月、皐月、May

 

五月、皐月、May 始まりの日

何にしても

初めての言葉はいい

初めての時間は新鮮そのもの

満杯の慶事だけが

待っていてくれるような

全ての歓びが綻び出す瞬間のような

瑞瑞しい経験をくれる幸せ時のような

 

孫娘の誕生日がある

みどりの満月

子どもの為の祝祭の月日

何だか若い魂を育てるような

子どもに用意される皐月のような

 

端午が来る

立夏が来る小満も来る

卯の花が咲き始め

菖蒲が開き

鯉のぼりが泳ぐ

釣られて何だか浮き浮き

五月晴れの日日

それに慈愛の雨も降る

 

何にしても

他の月より喜楽の多い

橘月が始まる

今日がその最初の日!!

諸君、諸兄諸姉よ

     R6 5/1 06:01:02 万甫

 

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花も実も書けるうちに

2024-04-30 21:27:32 | 詩30

     花も実も書けるうちに

 

inochiに限りが有るのは

厳然たる真実だから

人の生き様が

いつか掻き消えるのは

粛然たる道理だから

なおさら 

花も実も解かるうちに

花も実も描けるうちに

花も実も書けるうちに

その為の機能が

泰然と働くうちに・・

 

生きるとは

宿命の道標に沿って

必定の道順に導かれ

思念の時を重ねてゆく事

 

それだから

出来ることは

遣りたいことは

花も実も清々しい間に

そんなに悠長で無い期間に

実現してゆくに限るのだ

 

 

     再び、楓の花

 

  

  

     

  明日から【皐月】(^o^)ノ < おやすみー   4/30 21:41 まんぼ

 

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至福へ

2024-04-29 21:17:47 | 詩30

 

     至福へ

 

新たにどんな一行と出合えるのか

どんな言葉の連珠を見付けられるのか

どんな新語に辿り着くのか

初めての想念には

いつでも

胸一杯の希が詰まっているのだ

 

誰も知らない

誰も覗けない

誰も兆さない

誰も想えない

時間と時が垣間見せる

その一瞬の至福へ

全ての感覚を尖らす

 

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琉球王国の栄華の跡~首里城公園~

2024-04-26 07:36:31 | 詩30

 10数年前、長女の結婚が決まってお別れ会を兼ねて家族5人で初めて訪れた沖縄。その旅の最初に選んだ場所が「首里城」だった。那覇空港に着いた時から雨模様の沖縄。傘を差し”守礼の門”前で記念写真を撮ったのを昨日のことにように覚えている

  

琉球グスク五つ目の世界遺産「首里城」。如何やらこの城と雨は時空を超えて結びついているらしい。

駐車場で合羽を着て・・

 

  

   

   

王国の栄華を物語る遺産は彼方此方に在るのだが・・、何しろ雨繁く

歓会門

 

彼方此方に門が在って・・、多分これは瑞泉門か👆

  漏刻門

門を潜ったところに発券所がある

 奉神門

※首里城は14世紀ごろに創建されたと言われ、中国や日本の文化も混合する琉球独特の城で、琉球王国最大の木造建築だった。首里城は国王とその家族が居住する「王宮」であると同時に、王国統治の行政機関「首里王府」の本部でもあり、さらに各地に配置された神女たちを通じて、王国祭祀を運営する宗教上のネットワークの拠点でもあった。1945年の沖縄戦で焼失し、戦後は琉球大学のキャンバスとなったが、大学移転後に復元事業が推進され1992年に「首里城公園」として開園した。

 その後、2019年10月31日の火災で、正殿を含む9つの施設が焼損した。現在は「見せる復興」をテーマに着実に復興への歩みを進めている。

正殿の図

続く 

 

 今日は早朝5時からNHKBSでMLBの中継があって、そのせいか如何か、5時前に目覚めてしまった⌚のだ。の予報の東の空は、こんな風に節仮名文様を描いて拡がり

  

振り返った西の空には、赤銅色の満月が

  

   

        いい日に為りますように 4/26 8:21 まんぼ

  

 

  

 

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ランゲルハンスの憂鬱

2024-04-24 20:55:39 | 詩30

 

     ランゲルハンスの憂鬱

 

消化できないことが溜まると

未消化の事物が増殖すると

四肢の何処かに

志向の何処かに

腫瘍が生まれる

 おお、無言の臓器の倦怠

白日の下になるhormonの異常

 それが

必要なものを少しずつ剥奪し

必須のものを少しずつ奪取する

 そうなのだ

inichiのmathingが壊れ始めると

もう二度と元には戻れない

もう昔日の姿には戻らない

 唯、深くて昏い暗鬱の

陰鬱な憂鬱だけが残る

 

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海馬の飼い葉

2024-04-23 21:35:17 | 詩30

 

     海馬の飼い葉

 

哀楽のすべてが養分

喜怒のすべてが滋養

けれど

偏ってはいけない

過剰では無理が起こる

貧困では侘しい

 

情熱や感受性や大悲や豊潤や

好悪や美醜や巧拙や語呂やで

海馬の立場や貴賤や

色合いや度合いが変化してゆく

それだから

海馬の桶には

取捨選択の飼い葉が要るのだ

 

智慧と意志と経緯の混ざり合った

本物の飼い葉が・・

 

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海馬のdream

2024-04-22 21:08:59 | 詩30

 

     海馬のdream

 

大切なのは秩序

生半に壊れない

この生涯を貫くべし!の

強靭な心柱のようなもの

 

己の裡に屹立する

揺ぎ無きorder

 

一日千秋の思いで

九十九里が半ばの誓いで

確立してきた

自我の集大成

 

どのような成り行きでも

それが個の評価に為り

それが個々人のcosmosを拓き

その生き様が

夫々が生きた証の足跡になる

 

善でも悪でも

良でも否でも

大人でも小人でも

悲劇でも喜劇でも

百行でも一行でも

 

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海馬の自戒

2024-04-21 20:40:48 | 詩30

 

     海馬の自戒

 

移り変わる風景のように

移り変わる万華鏡を覗くように

彼方此方に散らばる言葉の欠片を

数珠のように

結んでゆく努力

連珠のように

つないでゆく忍耐

 何一つとして

完成のまま

掌に納まるものなど無いから

集大成の姿で

胸の抽斗に

納まっているものなど無いから

 何気ない日々の研鑽が

知らぬ間に

必要で必須の生きる能力を

自分という器に

満たしてゆくのだ

 

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海馬の忸怩

2024-04-20 21:30:40 | 詩30

 

     海馬の忸怩

 

良き連続を維持すること

又は連続させるその意志

 

重要なのは他人の動向ではなく

己自身のresolution

 

然すれば、そのplusの本流に乗って

唯、安泰の明け暮れ

 

大切なのは他人の言動ではなく

己の裡の、その確固たるwill

 

而して

海馬の忸怩・・

 

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海馬の智慧

2024-04-19 19:02:31 | 詩30

 

     海馬の智慧

 

忘れずに、弛まず、倦まず、怠けず

ひたすら集積すれば

僕は恐らく、阿闍梨にも成れる

若しかしたら

Buddhaの弟子に選ばれるかも知れない

そんなに大仰な答えでなくても

信頼される上司

慕われる先生

リスペクトされる生活者に

成り得たかも知れぬ

 

もしも、海馬の智慧の

百%の施行力が備わっていたら

此の世の難行苦行も

知らず過ごせたかも・・

 

理想と現実

そのギャップの深さと広さに

落胆の日日だけれど・・

 

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