降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心訓抄Ⅱ.48

2018-12-02 19:06:12 | 心訓抄.Ⅱ

                 48.心の置き場


いつも何時もではないけれど

ココロが波立って

収拾できなくなるときがある

ココロの置き場が

なかなか見つけられないことがある


自分を責めて

自分を嫌悪して

自分を非難して

 けれど

如何とも為し難い

消してしまえない

失くしてしまえない

忘れてしまえない


ほんの少しばかりの蟠りが

四六時中滞留するのだ


仕方がないのだ

僕は感情過多の部類だし

修験者のように

厳しい鍛錬を重ねた訳でもないし

阿闍梨のように

久遠の日時を超えた訳でもないのだ


ただの凡庸の俗人で

四苦八苦を背負って

生かされている身だから

鋭い棘のような

見えない刃を隠し持っていたとして

誰が問い質せるだろう・・


それにしても

そのように自身を解釈して

己を納得させてみても

 やっぱり

”ココロの置き場”に困り果てることが

間々ある

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故郷の秋~さざんか~

2018-12-02 06:19:34 | 

 日曜日の朝6時22分。おはようございます(聞き取れないほどの小声で・・)。外はまだまだ夜の余韻のただなか。三日月は南に傾いて中天に在り。三日月があまりに綺麗なので、中断して夜明け前の快晴の空と一緒に撮ってきましたよ

快晴

 さてさて今朝の本題は故郷で人知れず咲き誇っていた純白と紅の「山茶花」を

  

    

  

    

  

    

      

今日はになりそう少し足を延ばして細やかに”紅葉狩り”をの予定です。

思い通りの秋が取れたら、明日か明後日に

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心訓抄Ⅱ.47

2018-12-02 05:58:32 | 心訓抄.Ⅱ

                 47.錬磨


その機会が遣って来るたびに

僕のココロは錬られる


待つことの長短や

百通りのもの想いや

千回の想像や

強弱に振れる情kokoroの軋みや

はたまた

希望と落胆の綾なす

天と地の幅や雲泥の質量や・・

そこにanataが居ることの

安堵や曙光やの

様様な胸の裡の動静を綯い交ぜにして

僕はココロを錬り込んでゆく


それがいつか過たず

極上のTOKIを捉えて

邂逅する光輝があると疑いもせず


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