降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Safety System

2023-08-31 05:01:17 | 詩29

     Safety System

 

深く濃い沈黙と暗闇のなかで、無辺の時に身を委ねている。

と、泡あぶくのように、ふと、浮かんでくるものがある。

言葉であったり、風景であったり、将又はたまた、ヒトであったり。

一瞬の想いや、夢の欠片や、記憶の断片のことも。

それらの一つ一つが、僕の情感の触手に触れると

触覚に触ると、何某かの部分を刺激すると

僕は、月夜の狼のように、忽ち変貌し

penを握り、紙に向かって咆哮する個体になるのだ。

きっと、知らず胸中に溜まって来るgasを

自ずから開放する、inochiのmaintenance systemが

何時の間にか、完成しているに違いない。

お蔭で、窒息も、麻痺も、閉塞も、忿怒もせず

こうして、生きていられる、今なのだ。

 

毎日が新しい時間に触れる【昨朝の四周の朝焼け】

8/30 05:26 真東の空

  

振り向くと西空も‥茜に

北も

夕べ、誰かさんのブログを訪ねていると、”今宵の月は満月!!”で”一番大きく見える”スーパーmoon”だと。急いで外に出て、雲の切れ間のその月を狙う

22:20

真ん丸

         良い一日を 8/31 05:10 まんぼ

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蜘蛛の巣とmizutamaと青空

2023-08-30 05:20:53 | 水玉

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 暑かったですね昨日も 油日照りの昼下がりには、生き物も動かない、蚊も飛べない、無味無臭、無風の、唯、強烈無比の鋭い日射しが支配する空間。

 這う這うの体で過ごす午後でしたよそんな訳で、今朝はそのイメージを払拭する為に、朝一にlensを向けて手に入れた一昨夜の夕立の名残りのsizuku達を蜘蛛の巣と青空を背景に

このmizutamaに出合うのは本当に久しぶりの事です。WAKUWAKUでした。

  

  

   

魅力は尽きませんね( ´艸`)

   

  

蜘蛛の巣とmizutamaと青空(*´∀`*)もう一度UP出来ますお楽しみに

  

      八月晦日 水曜日、もうひと踏ん張り 8/30 05:20 万甫

 

 

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気の考察

2023-08-29 21:19:07 | 詩28

 

     気の考察

 

多種多様な”気”は

若しかしたら

其其にとっての

天賦の才になるかも知れない

但し

※天地を充たし、宇宙を構成する基本でもある

この”気”こそ

※生命の原動力になるもの

それ故

聊かの誤用も許されない

生半に使用すれば

必ずや厄災を伴うものと知るべし

 

蓋し、精神に由来する、不可侵の情にて

何人たりとも、満願に扱い得ないもの

精気、気魄、心気、霊気etc

その事に心してこそ、”気”に添うべし

※全て、の可能性の吉を備え

その全てに、※反動の凶を秘め持つコトバ也

 

 

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Key

2023-08-29 04:04:52 | 詩29

 

     問題用紙

 

人間は、きっと

絶え間なく疲弊してゆく

なまじ

知識と知恵と能力を

天与の授かりものとして

享受したばかりに

少しずつ、壊れてゆく現実を

なかなか

直視できないのだ

 

慌て、ふためき、落胆し、呪い、苦悶し、・・・

如何許りの福音が

その容赦ない現実の定めを

穏やかに納得させてくれる?

 

答えのない問題用紙が

其其の元に配られ

計算に悶悶とし

解答に汲汲とし

いつか、それが

誰にとってもの日常になる

 

 

     Key

 

横たわりながら、恐る恐る

膝の屈伸をしてみる

今朝の摩耗度や如何に?と

少しずつ

心と身体の強張りを解してゆく

 

人間は絶えず、疲弊してゆく!!なんて

断言した報いかも知れぬ

 

で、朝毎の心身の点検と

maintenanceに追われる羽目になる

一層のこと

能天気の楽天の儘が

あらゆる過重なく

始終を亙るKeyだったか!・・と

悔恨しないでもない

 

と、03:03、無明の夜の由無し事

 

   8/29  05:44  濃霧に包まれた火曜日の朝

けれど当地の予報は、最高気温36℃の依然として炎夏の八月

  

     もう少し・・、・・、お互いに!!  8/29 06:21 まんぼ

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繋ぐ言葉~まえがき~

2023-08-28 20:11:37 | 詩29

 

     繋ぐ言葉~まえがき~

 

 過去の自費出版詩集のその二十八冊の全ての冒頭に定番のように置いていた”前書”と云うプロローグ。SI28の後書きを書いてその手順を脳裏に浮かべながら、現実には、次から次へと過ってゆく言葉の束を結び選り分け繋ぎ、体裁を調え趣くままに新しいSI29 のページを埋めていった。

 そうして気づけば、その言葉塊りが15個連なり、その拡がりが既に18頁に及ぶのを感知しながら、”そうだ!!”途中で挿入するしかない”まえがき”に相応しく、タイトルその物を「まえがき」にして一編の詩を書こう!と思い付く。

 

     繋ぐ言葉~まえがき~

 

己がもう一つのinochiの旅路を

繋いでゆく”まえがき”

”あとがき”で古びてゆく今日を畳み

新たな未来の月日へ船出する為に

旅立ちの帆に染め抜く言葉

二十八回も張替え、その度に

言語の空海に一歩を印す

その覚悟の旗印也

                 R5 8/28 20:30 万甫

 

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可も不可も

2023-08-28 05:02:40 | 詩29

 

     可も不可も

 

目覚めは?と訊ねられれば

大概は四時台に・・と答えるしかない

それ以外の時間帯は

余り経験していないのだ

それでも

自己管理の自己睡眠の方程式では

安定して

可でもなく不可でもない

それなりの解答を得ているので

致命的な欠陥には至っていないようだ

それが慣れなのか

毎朝の習いなのか

どうかすると

静寂の静謐の清閑のその時間が

愛しくて堪らない

嬉嬉たる自分を発見する

闇を穿った小さな光の輪の中で

物書きに没頭する自分を

好まし気に眺めているもう一人の僕

これからもきっと

こんな風に

僕の夜と昼は繰り返されてゆく・・

可も不可もなく

 

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Straussを聴きながら

2023-08-27 20:06:28 | 詩29

 

     Straussを聴きながら

 

三百六十五日の間に

そんな夢見心地の出来事が数度ある

 

身体全体を受音器にして

好きな楽譜を辿る事がある

 そうなのだ

今日の此の暑い熱いアツイあつい

いつ果てるとも知れぬ

八月の終わりの昼下がりの

空調の効いた部屋で

”美しく青きドナウ”に

己が心霊を漂わせる瞬間

 

何の煩いもなく

何の気懸りも無し

何のスケジュールも流れ去って

ただkazeに浮かぶ蜻蛉のように

自由気儘に

軽やかな無の身形みなりで・・

 

そんな極上の刻刻が

一年に数回訪れる

    2023 8/25 万甫記

 

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蚊帳の内外

2023-08-27 06:00:13 | 詩29

 

     蚊帳の内外

 

外なのか内なのか

正常に認識できないけれど

埒の内側か外側か

明確という訳じゃないけれど

目覚める直前の夢は

いつでも

僕の位置を不可思議に意識させ

後味悪い幕切れになる

その不愉快さが

覚醒させる不帰の場所で

僕は度々

その事の目撃者になり

体験者になり

不気味と不可解と不満と不日を

こうしてpoem化してゆく

 

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希求

2023-08-26 21:20:20 | 詩29

     希求

 

ボクは、何を待っているのだろう

 

次々と来る(はず)の明日

有ると思っている(だけ)の未来

踏み締める(黄金の)階段

踊り場にさえ辿り着ければ(・・・)の期待

 

もしかして、休息中・・?

 

ボクは何時でも、待っているけれど

僕を待っているものの、正体は

いつだって

不明だ

 

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老牛の方便

2023-08-26 05:09:37 | 詩29

 何故だか寝苦しくて、何時もより早く目覚めた午前四時。窓の外は昨日からの夜の続きの土曜日の払暁の昏さだ。暫く起き抜けのscheduleを淡々と熟し、四時半を回って窺う空は、漸う今日の朝の用意を始めたような明るさになる。随分と始まりが遅くなったと実感する八月下旬の朝のこと。

8/26 04:37

    

 

     老牛の方便

 

弱味は潔く見せればいい

何れ

隠せなくなる

何れにしても

そのうち隠し通せなくなる

ならば

後の先の戦術で

他人との摩擦と摩耗を

最小限に止めるのが得策

 

誰も彼も

隠し果おおせぬものなら

如何に

日常の一事と成してゆくかが

老牛の賢策

 

SI29を一篇ブログUP。その間に土曜日の朝が遣って来る。

05:13 この山の右から・・

    

 西の空が魅力的な色合いに染まって・・、で、珍しくlensを向ける

    2023 8/26 05:47 まだ”大谷ショック”で胸が痛い・・マンボ

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