降って来るもの

写真と散文とぽえむ

閏の夢枕~生縁夢~

2024-02-29 07:52:34 | 詩30

     閏の夢枕~生縁夢~

 

※ー生縁夢老病死ー※

人間の一生を要約して、よく「生老病死」と言う

Buddhaの教えだが

思うに、僕は凡夫ゆえ

それは余りにも簡素過ぎる!・・と

 

それぞれの長さを生きる懸命さが

たった一言の”生”でしかないと

全くもって、それは

一言過ぎるだろう!・・と

 

”老病死”は納得するしかない受動詞

けれど、”生”こそは

”死”を彩る為の他動詞

やはり、そこに言及しないのは

片手落ち!だよ、お釈迦さん

 

そこで、僭越にも

罰当たりにも

お叱りを承知の上で

(凡夫の戯れだと大目に見てくれる・・)

その四文字を弄ってみた

それは、一大覚悟のことだから

大分の時間をかけて、思案したのだが

前の三文字に

「生縁夢」は如何?

ー生まれて、生かされて、数多の縁に結ばれた夢の時間ー

ヒトは、そんな生を生きて老いるのだ

少なくとも、僕は

そんな風に人生を総括して

残る三文字と対峙したい

で、(南無阿弥陀仏)の六文字を提起する次第だ

         R6 2/29 08:15 万甫

 

2/29 6:51

今日は何とか{晴れたり曇ったり}に

  

まだ寒い庭先で「クロッカス」が咲き始める。春は、直ぐ其処に

   

              良い木曜日を 8:21 まんぼ

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懸念

2024-02-28 21:31:54 | 詩30

     懸念

 

歩ける時間はたっぷり用意できるのに

歩く意欲も満々なのに

如何せん、懸念がある

 

右足の股関節辺りが、1500歩を過ぎる頃から

痛み始めるのだ

或いは、痺れが起こるのだ

もう症状は二週間にもなる

 

直前のひと月は快調で

調子に乗って一万歩越えを連発した

その、有頂天に対する肉体の竹箆返しか?

或る朝、突然に2000歩程で感じ始めた感覚

OTの息子の言に拠れば

若しかしたら

脊椎管狭窄症かも知れぬ・・と・・

 

私事の泣き言だが

生存のプロセスの間では

当たり前や、当然や、何時も通り・・は

なかなか担保されない感慨なのだと

改めて心身に刻んで

懸念の事態を生きている

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CuteそのⅠ

2024-02-28 05:46:12 | 水玉

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 mizutama達のキュートさも、やっぱり背景が明るい方がimpactがあるので、晴れ時々曇りの先日、晴れの合間を縫って”pink猫柳”と戯れる様子を撮り直しましたよ

  

  

   

    

何だか生き物のように感じるmizutama達です

             2/28 05:45 万甫

 

     エキス

 

捜しにor授かりにor触れたくて

とにかく

闇の中に起立してみる

そうして

辛抱強く

恣意の結ぼれを待つのだ

 

幸運に恵まれれば

ちいさな物語に出遭える

幸福が綻べば

細やかに言葉が集う

 

特定の基準や

定型の道筋や

当然の展開など無いから

成立は何時でも不確定で

結実は何時でも

隘路の先で待ち受けるから

想えば

辿り着く迄のその労苦が

創作のエキスかも知れない

 

 

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”反り”の事

2024-02-27 21:25:21 | 詩30

 

     ”反り”の事

 

世の中には

”反り”の合わない人がわんさか居て

相性の悪いものがウヨウヨ蠢いて

それでも、それは

避けようのない必然だから

それでも、それは

なかなか忌避できないことだから

何とか心情や

経験や智慧や方便やを遣り繰りして

日常を保っている

 

それって、もしかしたら

四苦八苦の

一苦に相当するかも知れない

けれど、又、そこから

先端の感情や新規の連携や

望外のutaも生まれたりするから

一概に

完全否定するものでもないのだけれど・・

 

 

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深呼吸

2024-02-27 06:49:46 | 詩30

 

     深呼吸

 

体操以外のときに

殆ど

深呼吸した覚えは無いけれど

その体操も、個人的な軽い動作で

その機会は

有ったり無かったりの状態だから

本当は、この数ヶ月に亘って

心から、大いに、心ゆくまで

深呼吸をしなかった!

という方が正しい

 

それでなんだ

ずっと、胸の深いところに

悪い空気の澱みが在って

そこから

時々、悪臭が漏れていたのだ

心の深くに

酸欠の病巣が在って

それで、間間

生きることの息苦しさを実感していたのだ

 

必要不可欠のことや必須のものは

忘れてはいけないのだ!!と

今朝、起き掛けに

蒲団の上で

大いなる深呼吸をした

 

それで、入れ替わった新鮮な胸のポケットから

このSIが出てきたのだ

 

 

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呪縛

2024-02-26 21:08:56 | 詩30

 

     呪縛

 

何人も時の呪縛からは逃れられない

何人も時の定款からは食み出せない

 屈強のレスラーも

 美声のマドンナも

 人生を説くヒトも

 幸せを教える人も

 狂気を行く輩達も

生ける何者も

時のdeathの掟は破れないのだ

 そういう現実が一つあっても良い

 否、そういう事実が一つある方が良いのだ 

 

朱老病死、順列、正に

その為に、そのお陰で

僕らはそれぞれの苦悩を抱えて

雄々しく、生き延びる旅をする

 

 

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テーマ~old~

2024-02-26 06:31:19 | 詩30

 

     テーマ~old~

 

朝令暮改、浅学菲才、支離滅裂、唯我独尊、

あるいは

引かれ者の小唄

法螺や喇叭の類も混じるけれど・・

 

※SI29の”まえがき”にふと漏らしているかも知れないが、今後製本に至る我がSI集の底辺を流れる一つの思惟は、紛れもなく「老いの後先」になる。

 振り返って検索し、前を見て思いを巡らす。きっと、一筋縄ではいかないその事に就いての思惑や生き様の現状や心身に感じざるを得ない行状が、否応なく増量されてゆくに違いない。

 それ故、現在進行形のSI30に掲載される老いの関連詩は、現時点での我が老いとの対峙に因る語らいの吐露だと、その今から発するinochiの呻き声だと納得してもらいたい。

 その上で、今朝の詩「テーマ~old~」を・・

 

終焉に向かう人の魂の多種多様

つまり、意気軒高と意気消沈

暗鬱と諦念、陰気と陽気、明解と晦渋と

恋愛と失恋と哀憐と未練と

八方塞がりと残り福と

あるいは

安眠と不眠、強弁と寡黙、叡智と耄碌

 

老いは様様の表現の羅列

あるいは

様々の表記の掃き溜め

 

初めての夜、最期の夜

格闘と安泰、融合と乖離、多様と一様

数多の感情を綯い交ぜにしながら経過する

”老い”の坂道、或いは下り坂

集大成と逸脱

相反する心と漢字で綴るinochiの後尾

 

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恩恵

2024-02-25 07:07:04 | 詩30

 

     恩恵

 

無の表面に

不意に

一滴のsizukuが落ちるように

 

その波紋が拡げる

些かの可能性のように

 

その加減も理屈も成り立ちも

根源は謎だけれど・・

 

夢幻の揺蕩いに

突然起こる陣風が

一瞬詳つまびらかにする言辞の装いのように

 

そのsystemや順逆は不明だけれど

真贋や尊卑の度合いは計り兼ねるけれど

 

幸せなことに

僕は度度そのような

不思議の恩恵を授かる

 

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宿命のdrama

2024-02-24 06:36:30 | 詩30

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 深く濃い霧が辺り一面を覆い尽くす、土曜日の朝です

   

此れからてくる予報なので、気分は良好です今日は峠越えの商いに🚙では、行ってきます!!

                2/24 08:26 まんぼ

 

    宿命のdrama

 

知らない出来事じゃないけれど

普段は気にも留めないけれど・・

 

毎日、此の星の何処かで

消えてゆく夥しい魂

其れは、又、当たり前の光景

 

此の時間にも、此の秒にも

世界の何処彼処で

其れは否応無く、或いは、意図無く、

或いは、脈絡も無しに

厖大なinochiが終焉を迎える

 

そうして、其の事は

何れの範疇に属しても

僕にも振り分けられる事実に相違ない

 

其れは、避けようのない

宿命の死のdrama

其れは、諾否に関わらず

全ての個個人に訪れる生のclimax

其れ故の、inochiの輝きなのだと

身をもって初めて知るmoment

 

想像の外で

其其の生死の寸劇は

日常を司ってゆくけれど

ヒトは、その事を失念し

或いは、思いの外にして

漸うに

喜楽の日常に寝起きしているのだ

僕を含めて・・

 

何が、意義深くlifeを運べるのか?

往往に

立ち戻り、振り返り、思念し、

刮目しなければならぬ

 

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予告

2024-02-23 17:08:29 | 詩30

    予告

 

何気なく消えてゆく時間の中で

ふと、SIを予感する瞬間がある

何か生まれそうな感覚が起きる

一行に纏まりそうなlanguageが

 密かに頭骨を横切る

そのまま

流星のように見送ることが常だけれど

予告は、突然稲妻のように走るけれど

 暗示や予兆の

そんな過程で

呼吸を始めるSIも偶にある

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