ONandOFF
僕の中のinochiの原点の
あらゆるスイッチを
目を瞑ってoffにしてゆくと
何時からともなく
何処からともなく
睡魔の祝詞が流れてきて
僕は
現実の煩雑さから
引き潮のように遠ざかる
それが
束の間の休息だったり
無価値の価値だったり
無意味の意味だったり
warpの休暇だったり
長期滞在の休養だったりもする
そうして
その安寧の里の凪の有り様は
各種各様に存在するけれど・・
兎にも角にも
安息の緩衝帯でresetされて
ヒトはそれぞれに
おのおのの舞台に回帰する
僕も
全てのliveの感覚をonにして
再び始動するのだ