降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Going

2024-08-31 06:18:13 | 詩 31

     序

 

目も眩むような、炎天の、油日照りの、酷暑の

僕の、鎮魂と祷りの

令和六年、八月が逝く

Augustの全ての出来事を、攫って

列島を、覆い尽くす、台風十号の風雨が

その日々を過去へと運んでゆく

 

明日への、日と時間を繋ぐように・・

 

 

     Going

 

それでも前に行くしかない

 

どんなに不可解でも

どんなに理不尽でも

如何に困難でも

如何に難儀でも

 僕らは

時間の何処かで留まれないのだ

 

例え、哀しみの極みに居ても

例え、行き暮れの迷いの闇中でも

丸で、先の光明が見出せなくても

丸で、長々と吐息の連続でも

 僕らは

ひと時も今には止まれないのだ

 

今の続きへ

今日の明日へ

子供から大人へ

始めから終わりへ

 

どんな結末を迎えるのか?は

誰にも予想できないけれど

ピリオドの告知は

何人にも触れはないけれど

 

それだから

生死の間を生きる

若きも老いも

悲喜交交の瞬間を重ねながら

 僕らには

goingしかないのだ

 

それぞれのinochiの仕様は

その覚悟の有り様で定まってゆく

     R62024 8/31 万甫

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無花果

2024-08-30 05:00:35 | 植物

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 気紛れ、それでい暴力的な🌀10号の悪戯で、遠く離れた当地でも急に激しい雨が降ったり、曇り空に穴が開いて太陽光が射したりする戸惑いの空模様が続く一日。動きの取れないそんな時には(幸い時間に縛られる身分ではなくなったので)昼前からTVの前に陣取ってMLBの野球中継を🥎

 この日【大谷翔平】は、LDの一番として先発出場。120年以上も続く大リーグでも史上2人目になるという(42ホームラン・42盗塁)を達成。彼のお陰で鬱陶しい一日の重苦しい時間も問題なしに過ごせた

 

十数年ぶりに実を付けたイチジク

※イチジク(無花果)

 クワ科の落葉小高木。枇杷の実形の花托ががつき、その中に無数の花がある。生育したものが食用になる。

  

収穫した一個、嬉しくて色々な角度から記念撮影📷

  

    

一日追熟して・・食べましたよ。普通の味でしたが

まだ九州にある🌀が近畿に近付くのは、どうやら日曜日になりそうな・・。重苦しい雲に覆われた今朝の空に”奇蹟のcrescent moon”が

何気なくそらをのぞくと

  

小さな奇蹟はときどき起こる

    

       大人しく通り過ぎてくれますように 8/30 05:40:05 まんぼ

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亡骸

2024-08-29 06:03:42 | 自然

※カタツムリ(蝸牛)は、陸に住む巻貝のうち殻を満つものの通称。多くの種は乾燥に弱いためにある程度の湿度のある所に多く生息する。

この干天の日日なら、已む無し

 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 非常に強い🌀が九州南部を窺う。その影響があからさまに現れた篠突く雨の朝。大自然の大きさを思い知らされる。日本列島全域、大きな災害が引き起こされませんように・・

 

 甘い甘い奇蹟の御所柿。けれど今年は不成の年回り。去年20個余り実を付けたが、今年は3個しか成っていない。これも自然の暗黙のrule。為らば已む無し。

              8/29 06:16 まんぼ

 

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下弦の三日月

2024-08-28 06:06:05 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 digitalの時計を見れば、まだ3時半。外は真っ暗の寅の刻だというのに、目が覚めてしまう・・。それでもlivingから覗く空にキラリ光る三日月を発見。闇の中に紛れて、何時もの山並みはまだ見えないけれどカメラを手に輝く”crescent moon"にlensを向ける📷

まだ03:42の闇

  

   

※参考に二日前8/26の月は👇

確かな日々の移ろいを感じる・・

少し明るくなってきた「04:49」月模様を再び

雲がかかって・・

  

  

🌀10号は南の海上でノロノロ。どんな進路を辿るのか?何れにしても大きな災いが起こりませんように

             8/28 06:06:06 まんぼ

 

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本物は

2024-08-27 05:44:04 | 詩 31

     本物は

 

眠っているabilityはないか?

他に隠れている能力は?

気づけないでいるtalentは

磨けば艶増す才覚は

 苦しまないで良い才能は

 普通を突破するabilityは

悶悶とする時間を埋める

虫のいい願望の数々

 

 認識できるものなど

本当は自尊にしか過ぎないもの

本物は他人が認可し

 それで

自惚れが正常へと質を上げる

 

 けれど

悲観に塗れる程の事でもない

それが無ければ生きてゆけないと

 考える程に

重要なことでもない

 

中庸や平凡の非凡の事例は

 今昔の歴史から

幾らでも抽出されるものだ

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アナタが

2024-08-26 22:12:32 | 詩 31

     アナタが

 

何時でも葛藤は起るけれど

アナタが肯定してくれた

「書ける才能!!」の佳境に入ると

確かに

全ての雑念は霧散して

「已に已むのみ」状態に侵入し

僕の思惟は

ペン先に集束される

 

何時でも

思惑の混迷はあるけれど

その一言の

アナタの確約に支えられて

半世紀を過ぎた今でも

僕は”己がじし”の心情の語り部として

inochiの住居を得ている

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老いの考察~エンジョイ~

2024-08-26 05:11:57 | 詩 31

     老いの考察~エンジョイ~

 

過日、僕は書いた

 

ネガティブその物のような

タイトル”energy”を

「老いの考察」の一環として

SI擬きに纏めた

 

目前の風景が昏くなりそうなutaだったが

老いらくの虚しさを

身の裡に在るエネルギー量の減少で

語ろうとしたものだ・・

 

それはそれとして

老いの現実に違いないけれど

今朝、寝床で、ふと

同じ大文字「E」から始まる

「Enjoyエンジョイ」が降ってきたのだ

 

負の連鎖を断ち切るように

背景の混迷を払拭するように

残照のように

最後の輝きで後背を飾ってくれそうな

コトバ”エンジョイ”!!

 

そうなんだよ

老いを楽しみ味わうことが

有終の舞台を明るくする秘訣

老いを正しく享受すること

明るい老いの日々を歩むには

 その事への理解に尽きる

 

各各の夫々の

自浄作用の秘伝に因って

 時間と時の質を高めること

様々に絡まる制約の下で

 その努力を怠らぬこと

一子相伝の巻物はないけれど

”終わりよければ・・”を現実にしたければ

その”気概”こそを鍛錬し

あらゆるminus要素から

plus要因を探索し

否から応への発想の転換を図り

肉体の衰えに抗い対処し

精神のペインを激励し錬磨し

negative思想を一掃し

あらゆる出来事をpositiveのヴェールで覆う

云云

 

書き物の通り

僕が老いを現出しているのか如何かは

今のところ

希望的観測のままだけれど・・

 

 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 何時もの様に四時半前に起床。livingに出て見るとまだ昏い。夜の白みがずいぶん遅くなってきたのを実感として感じる。洗顔し、coffeeを淹れ、少し運動を熟し、今朝の体調を数値化(血圧と脈拍と)して午前五時。

少し明るさが増したので📷を持って勝手口を出る

05:03

山の稜線に黒雲が懸かる

気が付くと中天にハーフmoonが輝く

  

  

 週明けの台風🌀が心配だが、こればかりはどうしようもない。被害が出ないことを願うしかないが、取り敢えず今日の所はまだ”盛夏”の一日を保ちそうな空ではある 

               8/26 06:00 まんぼ

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Contact

2024-08-25 21:33:45 | 詩 31

     Contact

 

いつでも、どんなときでも

その為の準備は出来ている

 

けれど、その逢瀬は

流星群のように一気ではなく

潮の干満のように 

 繰り返す約束事でもなく

昼夜の別のように

 明確な区切りもない

唯、いつか、それは起り

 僕に心霊反応が起きると言うこと

 

方法も知らないし

道筋も不明なら

起源などもちろん

メカニズムは不理解

 それでも

遭遇するだろうその一瞬の為に

その一言の 

 contactの有無ゆえに

僕は専用の神経を磨いて

唯、待つ

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山はいつでも

2024-08-25 05:55:20 | 詩 31

     山はいつでも

 

山はいつでも、山として其処に在る

僕はいつでも、僕として此処に居る

 変わらぬことが矜恃

 変えぬことが自尊

時間も、境遇も、時代も

粛然として、移ろってゆくけれど

厳として

己を保つことが宿願

 その一筋を生きる

 その一念を貫く

 

 

     蟻には蟻の

 

蟻には蟻の役割があり

蝸牛には蝸牛の生き様がある

 流れる雲に告知があり

 雨のsizukuに意義がある

umiには海の有り様があり

kazeには風の思惑がある

 

そうなのだ

この世に存在するものは

並べて

その意味をひたすら全うする

 Homo sapiensは

 なまじ智慧を持った人類は

その恩恵に途惑い

各人各様の混迷を生き

渾沌のcosmosを辿る

 

それって、幸運なこと!?

それが、幸福につながること?!

 そうであると

 自覚して生きねばならぬ

 

 

     Pinchのときは

 

ピンチのときは、総動員を

 

知性も感性も、体力も時間も

持てるもの全てを結集し対処する

結果はともあれ

その抗いの過程にこそ

脱出の方策は、垣間見られる

 

多分、辛抱もその一つ

多分、無作為もその一つ

多分、傲慢や自虐もその要素

 

兎にも角にも、pinchに陥ったら

己が身内すべてを曝し、闘ってみること

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讃歌~大谷翔平~

2024-08-24 21:12:10 | 詩 31

     讃歌~大谷翔平~

 

きっと君には

日本のgrandなど狭すぎたのだ

今、心から理解できる

 

国や国籍や人種を超越して

Baseballの能力と魅力を

最も相応しく発揮できるfieldへ

滞りなく

君は当たり前のように渡ったのだ

 

百数十年もの歴史と伝統を紡いできた

Baseballの誕生の地、アメリカ

最高峰のプレーを見せるstarたちが

綺羅星の如く集う「MLB」の

その歓声と歓喜の渦の中心に

日本人大リーガーの誇らしい君が居る

躍動する君にmatchする檜舞台で

真正のstartとして君臨する翔平

決して驕らず、侍の佇まいで、穏やかに

メジャーの歴史を

次々に掘り起こし

書き換えてゆくその雄姿

 

僕は恒例のお昼寝の時間をカットして

走り、打つ、君の姿に見惚れる

そうして、その瞬間を

九回裏、二アウト満塁からの

【40 40】の偉業を確定する

サヨナラグランドスラムの放物線を

一世紀以上の歴史で

六人目と云う(本塁打40本 盗塁40個)の

然も、史上最速で

史上初の同一試合いで達成するという

何度目かの奇蹟を確と見たのだ

 

君と同じく

その瞬間は

赤の他人の僕にも共有される

持ち合って

何時でも語り継げる伝説になる

何時でも目蓋に浮かべられる

奇蹟の一刻になる

 

おめでとう!!翔平

でもまだシーズンの途中

この先の愉しみを胸いっぱいに抱えて

祝詩を〆よう

     2024R6 8/24 21:36 まんぼ

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