降って来るもの

写真と散文とぽえむ

開闢

2020-02-29 11:53:20 | 詩20

        開闢

 

詩法は無手勝流だから

詩想は自由奔放だから

詩形は即意妙答だから

 

一篇は

それぞれの有り方で起立するもの

一篇は

人智を超えて耕作し

思惑を易々と脱殻し

思惟を結んでゆくから

 

periodの後で

ときどき自分でも

隔たりを覚えることも有る

 

けれど

万人に開闢されるとは

その様に在ることに違いないと・・

 

それで、ときどき

平凡の中では生き難くなり

ときどき、たまに

普通の中では息苦しくなる

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贅沢な思惑

2020-02-29 05:30:26 | 詩20

      贅沢な思惑

 

幾百幾千の分岐点で

行先の違う選択をしていれば

きっと

その種類の量と数だけの来し方が綴られ

幾千幾万の違った風景を見ていたに違いない

どんな展開になっていたのか?

如何なる哀楽を味わっていたのか?

 

今という到達点に

些かの不満も悔いもないけれど

他のそれぞれを辿って

幾通りもの別種の生き様の絵巻物を

見て見たかった気がしないでもない

とても

贅沢な思惑だけれど

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触発

2020-02-28 22:19:21 | 詩20

       触発

 

僕は何時でも触発される

それは不意に、否応なしの誘引

路傍の草叢の相貌に

棹に滴るmizutamaに

抗いもなく、躊躇なく

必然の磁力のように吸引される

 

方法は多分hito夫夫

手段は恐らくhito其其

 

僕はとにかく何某かの瞬間に

明らかに触発されて

己の思惟のcosmosを開示する

そのシステムが僕に有って

そこに書ける秘密が隠されている

一子相伝のように・・

 

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路傍の群像

2020-02-28 07:26:43 | 自然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 今朝はちょっと✌('ω'✌ )しい画像を

 歩く途中の野辺にはたくさんの友人たちが居て話しかけてくるんです。言葉が違うので通訳はできないんですが、その表情であらかたの意味は通じているような気がします。

道端の苔の群生の中にも

     

落ち葉と枯れ枝でも

道のコンクリートを突き破って生えている雑草たちも、ほら、こっちを見てる

          

道のひび割れから覗く<m(__)m>

小石たちが寄り添って

泥の塊り

草叢に枯葉を載せると・・

原始人のような・・

愉しい?

                 02/28 07:39 まんぼ

 

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TOKIを超えて

2020-02-28 05:11:34 | 詩20

      TOKIを超えて

 

死者と生者を”ッナグ”使者が居るのだとしたら

きっと

生者と生者を結びつける使者も居るんだと・・

 

ボクとアナタを幾星霜にも亘って

繋ぎ止めているのは

きっと

お互いのココロとココロに共存する

その使者の仕業に違いないと・・

 

それはアナタの言うように

TOKIを超えて存在し

お互いの胸の裡でひとつの永遠になるもの

 

それ故、唯、有難う!!

 

其処に居てくれるだけで満ち足りてゆく

紛れもない

ひとつの幸運と幸福の奇蹟に

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俗物

2020-02-27 13:53:30 | 詩20

      俗物

 

僕は間違いなく俗物だけれど

稀に

刹那の天才になる

それは

瞬く間の至福で

永続的に捉えられる訳じゃないけど

その幻視のような傑物の片言を

辛うじて拾い集めては

偶々の似非哲学者に成ったり

UTAを奏でる楽士になったり

叙情を間配る使徒にもなる

 

この長い旅程を

その幾多りの相貌を施されて

その幸運の変身術を付加され

僕は過不足なく俗物を演じ続ける

 

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眺梅に~青空とcontrailと枝垂れ梅partⅢ~

2020-02-27 07:50:06 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 折角の一期一会の”豪華絢爛”の神髄に触れた機会でしたから、フォルダーが空になるまでUPしますね。春の匂いを十二分に吸い込んで、忌々しいウイルスが入り込む余地を失くしてしまいましょう

 きのう予報士がここ2~3日は寒の戻りと言ってましたが、いよいよこの”へんてこりん”な冬将軍の戦仕掛けも最後の遠征に成るかもしれませんね。

 さすれば、今日の華やかなりし枝垂れの花は、冬とふ季節の掉尾を飾り、春とふ季節の皮切りを歓迎する図柄に相応しいモチーフという事に

青空に飛行機雲が

     

     

結城神社

             02/27 07:50 まんぼ

 

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ozoneに

2020-02-27 06:05:02 | 詩20

        ozoneに

 

kokoroを斬新なオゾンに晒して

不純物を取り除いてゆくと

胸の裡は無垢のカンバスになる

kokoroの石板を

真っ白い真っ新に整えておくと

そこに文字が浮かび

ペンが走り出し

様様の云云を書き留めてゆくのだ

 

それが必要と感じてくれるhitoの

それが芳醇な海綿体を持つhitoの

それが共鳴する音叉の持ち主の

それぞれのanataへ

縁をッナグ血液のように浸透してゆく

 

納言師として

遣心使として

それこそが唯一の役目のように目覚めて

僕は此処で発信する

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眺梅に~三重結城神社Ⅱ~

2020-02-26 07:35:17 | 

 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ 待っていてくれた人も、勿論、そうでなかった人も、春の使者の様に咲き誇る枝垂れ梅の華やかさと馥郁のお裾分け、第二弾です

 花は🌸、匂いは梅だと思ってきましたが、如何やらそれは偏見のようで、凡そ300本の枝垂れ咲く梅の花を見ていると、桜に勝るとも劣らず・・という感慨が湧きます

空の青はこれ以上ない背景

     まるで藤棚のように

花絨毯

     

      

       

       

堪能

               02/26 07:35 まんぼ

 

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Advantage

2020-02-26 05:03:04 | 詩20

                      Advantage

 

膨大な数量の歳月と日時を投入して

築いてきたbokuの城郭は

大地のひと揺れや

空気のいち振動で

そんなに易々と頽れたりしないけれど

そんなに簡単に瓦解したりはしないけれど

それでも

そうは言い張っても

有りと有るものが風化してゆくように

一片一片一皮一皮一日一日

剥がれてゆくmonoの存在は抗いようのない真実で

か細く、か弱く、縮み、乾涸び・・

消耗してゆく心身は致し方なきこと

 

-どんな頂にも底辺がある

-どんな命にも生滅がある

 

その絡繰りの認知度こそが

生きる上でのアドバンテージと起爆剤になる

2020 02/26 05:03:05

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