11月10日
今日もまた主人は山行きを促す。一昨日、刈安山へのドライブ登山したばかりなのに…
近辺の山里は毎日熊の異常出没で要注意。今朝の新聞に9日現在、白山山系で駆除されたクマの総数402頭と記されていた。内石川県は155頭とトップの数字にクマさんが憐れ。
最近特に山に憑かれているジイ様の気分転換に、当ての無いドライブに誘った。
着いたところが奥能登の輪島だった。高価な輪島塗の漆器やキリコ会館などの見物も良し、新鮮な海の幸で食事を楽しむも良しと久し振りの海辺のドライブに夢が膨んでいた。
「折角ここまで来たから高州山と鉢伏山へ登ろう」とのジジ様の提案にしてやられた。
カーナビを設定し、ガソリンスタンドで給油。そしてコンビに入る。「山で食べるから弁当がいい」と云いながら弁当選び。(あぁー夢破れ山海有り)。カーナビの指示に従い高州山の登山口を登っていく。頑丈に舗装された道路を10分ほど登り切ると右手に神社があった。がこの上が自衛隊の施設らしいと思いながら徐行して進む。閉ざされた金網の鉄門を開け中から銃を構えた兵士が駆け寄る。まだ20才前後の美青年だった。恐怖感は無かった。「用件は」と聞かれ「高州山へ来たのです」と答えると「これ以上入れないので」と云われ素直にバックするが、丁度自衛隊のジープが5~6台連ねて登って来た所だった。際へ寄って通りすぎるのを待っていた。
門の中から何事かと云わぬばかりに、上司と思われる兵士が又一人銃を片手に出て来る。門の向こうに銃兵が2~3人立ち私たちを見ている。怪しげな人間を威嚇するかのように見えたがちっとも怖く無かった。先ほどの上司が低姿勢でバックの誘導をしてくれた。
鳥居の前に駐車し神社の階段を登る。左手に高州神社が有り直ぐ横に鉄条網が張られ航空自衛隊の施設が隣接する。能登半島で一番の高山で有りながら霊山には不似合いな大きなドームやアンテナで登山の雰囲気ではない。ベンチに腰掛お弁当を食べるが何処かで見張られて居る様で落ち着かなかった。神社を拝礼し階段を下りる。鉄柵越しに二人の銃兵の姿が見える。デジカメで撮りたいが、銃口を向けられそうで勇気が無かった。また車に乗り頑固な舗装道路を下る。途中の分岐を鉢伏山目指して走る。さびれた林道は荒れ果てススキや枯れ枝が車のボディをこする。崖崩れが無いか心配しながら悪路を走り舗装された林道へ出たら直ぐそこが鉢伏山登山道入り口だった。丁度新しい標識を取り付る小松の造形業者が作業中だった。解りにくいお粗末な登山道を登ると15分で頂上に着く。1等3角点が無かったら頂上とも思えないだろう。眺望どころでない原始林の頂上だった。
今日もまた主人は山行きを促す。一昨日、刈安山へのドライブ登山したばかりなのに…
近辺の山里は毎日熊の異常出没で要注意。今朝の新聞に9日現在、白山山系で駆除されたクマの総数402頭と記されていた。内石川県は155頭とトップの数字にクマさんが憐れ。
最近特に山に憑かれているジイ様の気分転換に、当ての無いドライブに誘った。
着いたところが奥能登の輪島だった。高価な輪島塗の漆器やキリコ会館などの見物も良し、新鮮な海の幸で食事を楽しむも良しと久し振りの海辺のドライブに夢が膨んでいた。
「折角ここまで来たから高州山と鉢伏山へ登ろう」とのジジ様の提案にしてやられた。
カーナビを設定し、ガソリンスタンドで給油。そしてコンビに入る。「山で食べるから弁当がいい」と云いながら弁当選び。(あぁー夢破れ山海有り)。カーナビの指示に従い高州山の登山口を登っていく。頑丈に舗装された道路を10分ほど登り切ると右手に神社があった。がこの上が自衛隊の施設らしいと思いながら徐行して進む。閉ざされた金網の鉄門を開け中から銃を構えた兵士が駆け寄る。まだ20才前後の美青年だった。恐怖感は無かった。「用件は」と聞かれ「高州山へ来たのです」と答えると「これ以上入れないので」と云われ素直にバックするが、丁度自衛隊のジープが5~6台連ねて登って来た所だった。際へ寄って通りすぎるのを待っていた。
門の中から何事かと云わぬばかりに、上司と思われる兵士が又一人銃を片手に出て来る。門の向こうに銃兵が2~3人立ち私たちを見ている。怪しげな人間を威嚇するかのように見えたがちっとも怖く無かった。先ほどの上司が低姿勢でバックの誘導をしてくれた。
鳥居の前に駐車し神社の階段を登る。左手に高州神社が有り直ぐ横に鉄条網が張られ航空自衛隊の施設が隣接する。能登半島で一番の高山で有りながら霊山には不似合いな大きなドームやアンテナで登山の雰囲気ではない。ベンチに腰掛お弁当を食べるが何処かで見張られて居る様で落ち着かなかった。神社を拝礼し階段を下りる。鉄柵越しに二人の銃兵の姿が見える。デジカメで撮りたいが、銃口を向けられそうで勇気が無かった。また車に乗り頑固な舗装道路を下る。途中の分岐を鉢伏山目指して走る。さびれた林道は荒れ果てススキや枯れ枝が車のボディをこする。崖崩れが無いか心配しながら悪路を走り舗装された林道へ出たら直ぐそこが鉢伏山登山道入り口だった。丁度新しい標識を取り付る小松の造形業者が作業中だった。解りにくいお粗末な登山道を登ると15分で頂上に着く。1等3角点が無かったら頂上とも思えないだろう。眺望どころでない原始林の頂上だった。
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