
三国志 「東北地方料理」 「小翔記」から改名 ランチ
「特徴」
1.以前は「小翔記」と言っていたが、店が分化されこの店は三国志を名乗るようになった。
2.金メダリストのいる店としてフカヒレをメインに紹介されている。
3.女性点心師の作る「北京本格点心」を打ち出している。
4.店内は改装・拡大され、気持ちの良い空間となっている。
5.「広東」「四川」「北京」料理の、三国の志を統一して「三国志」としたらしい。
「ランチ」
650円(料理1品+スープ+お新香+杏仁豆腐)+おしぼり
「大連いとこの店」というキャッチコピーが目を引く店である。このあたりの店は,人通りが少ないので空いている事が多い。地下鉄の開通から,元町方面よりの来街が増え,流れが変わっている。以前は,ご夫妻で経営していた「留苑」という店だったと思うが,それに代わり最近開店(聞けば2005年・12月,留苑は1年程度の営業だったのかもしれない。気に入っていたのに残念)した。店の概要はほとんど変えず,内装のみを改修しての開店だったようである。
開店間もないが,インターネットなどの書き込みも多く,自らも数社と契約を結び既成の紹介ページを立ち上げている。中華街では珍しい「東北料理」を唱っている。料理に東北地方があるか定かではないが,メニューなどにも能書きが書かれていた。兄弟というのは,大連の兄弟ではなく,大連からきた兄弟が経営する家だそうだ。弟らしい青年がフロアーを仕切っているがなかなか配慮があり気持ちがよい。
私は一人であったが,荷物を多少持っている(通常ザックを背負っている)姿を確認すれば,広いテーブルを案内してくれる。やはり以前と同じワンフロワーの営業らしい。30席程度の規模である。厨房も2人程度,良い規模かもしれない。もうひとりいる女性も若くなかなかの美貌。すぐ気に入ってしまう。昼少し前であるが,客の流れも良い。開店セールではないが続々と客席が埋まっていく。すでに常連らしい客もいるようである。
座ればすぐにおしぼりと水が出てくる。「おすすめは『豚肉の炒め煮』」と言うので指示に従う。周りの人々を見るとなかなか盛りも良い。しばらく残しておいてもらったメニューを鑑定する。若い人がやっている店のせいかメニュー等もビジュアルに解りやすい。コースメニューも格安の物から提示されている。庶民的な店であることは想像がつく。
出てきた一品は絶品。はっかくを利かした豚の角煮がたくさん入った,甘煮である。肉は軟らかく香りもほどよい。全体的に,しっかり味付けがされたものは,野菜等も十分にしみこんでいる。茸。白菜・タケノコなど10種ほどが入っている。実に美味しい。最近鋭利,名声で中華街に出店してくる店舗が多いが,久々の良い店ではないであろうか。
ランチ例)①レバニラ炒め②白身魚の甘酢炒め③豚肉の炒めに④担々麺とライス,各650円
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