中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

最後まで残る「まかないランチ」。広東飯店。

2011-04-04 06:56:09 | 店の情報

やっぱり問い合わせがあるのだろうか。「まかないランチ」。私も楽しみに時々入店するが、なかなか特徴あるものを提供してくれる。こういう遊びはありがたい。現在このような事をするのは、獅門酒楼(中山路)のミステリーランチ。他店も日替わりランチをするような店が少なくなってきているのが、やや残念ではある(特に一楽の「日替わり」は目を離せない)。

 

「広東飯店のまかないランチ」

廣東飯店「広東」  045-681-7676 ブログ ブログ ブログ ブログ  ブログ  ブログ
 700円(麺orかけご飯1品+スープ+ザーサイ+チャーシュー蔓)+おしぼり
 定食的な「ランチメニューはない」店。しかし,構えはしっかりとしている中華街の老舗。価格も抑えられており,外観からの入りにくさのイメージはない。内部に入れば雰囲気十分。店内に落ち着いた菓子・点心の販売コーナーがある。外からでは想像も付かない。端的に言えばレトロな雰囲気。働いている人もレトロな感じ(?)の人が多い。非常に落ち着くたたずまいを呈している。初めて入っても一瞬にして家庭的な雰囲気にしてくれる。その雰囲気が建物にも従業員の方々にもある。
 ランチはというと,それぞれ10種ほどある。「飯類」「麺類」が100円引き,加えて饅頭が付くと店頭に掲げられている(目立たないので最近まで気が付かなかった)。それを逃す手はない。店頭の立派なウィンドウを確認しても,800円程度から準備されている。そうなれば700円ですむわけである。気合いを入れて入ってみる。受付カウンターに80歳くらいのおばあさん。どうぞなかえと快く1階のフリーテーブルに案内される。4人席中心の30席(フリーテーブルというらしい)ほどの部分がある。落ち着いた雰囲気。3人ほどの方が案内してくれる。饅頭が付くのだからスープも味わいたい。そうなればご飯ものである。「五目うま煮ご飯」を頼んでみる。やはり基本はご飯もの。お茶と箸・ザーサイ,おしぼりが提供される。メニューを見ながらしばらく待つ。単品も非常に低価格。主菜に期待をする。その前に「チャーシュー蔓」がでてきた。点心にも付いているきちんとしたもの。当然蒸かしたて熱い。チャーシューの固まりが入ったチリソース風味。非常においしい。主菜は,皿(まさしく平らな皿)に山のように盛られた「五目うま煮ご飯」がでてきた。見ただけで五目どころではない十目程度の品が確認できる。あっさりしたまさしく広東風仕上げ,店の名に基づいている。私でも十分な量。女性には多いかもしれない。スープはネギが入っだけのものだが,薄味でありながら非常に濃厚。残念なのはザーサイ。塩抜きが足りないのであろう。塩味がすごい。丁寧に切られているので一層もったいなく感じた。
 個々の魅力はコースであろう。中華街では,コースで人数が増えると品数が増す店が多い。しかしここは半端ではない。インターネット等でも確認していたが,6から8人で注文すると2~3品増えるのだ。しかもおおかたのところは「麻婆豆腐」や「棒々鶏」などありきたりのものが多いのだが,「八宝菜」や「うま煮」などが追加される。最低価格の2000円も月並みのメニューではない。イカの黒豆炒め・肉団子の甘酢かけ等のもので構成されている。是非一度賞味してみたい。大人数で2000円のものを注文し,充実している点心等を追加していくのも良い方法である。北京ダックも6000円で大きめの皮が10枚ほどつき,肉は炒め物にしてくれる。
ランチ例)10種ほどある。「飯類」「麺類」が100円引き,加えて饅頭が付く
飯類「五目うま煮」「中華五目炒め」「牛肉の炒め煮」「天津ご飯」等
麺類「担々麺」「サンマー麺」「五目うま煮」「五目焼きそば」等


獅門酒楼のミステリーランチ」  獅門酒楼のミステリーランチに「コリコリ」
門酒楼「広東」  045-662-7675    ブログ  ブログ  ブログ  ブログ  ブログ
 650円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)
 この通りには店舗が少なく見過ごされやすい。開帝廟に隣接するこの店は,落ち着いた雰囲気を出している。外観も落ち着いた雰囲気を出しているが,店内もそのままの状況をなしている。入り口に小さいが,客待ち空間ある。待ち合わせ・席待ちの場合などうれしい空間である。何より良いのは、ゆったりとした店の雰囲気。従業員の教育は最高。
 店内も調度品に凝っており,使用している食器類も美しい物が多い。ランチは6種類が基本のようである。丁度調和の取れたセレクトがされており,数名で行っても十分に楽しむことができる。中国野菜もふんだんに使用している。みそもちょうど良い味付け処理されている。
 午後の時間帯にはチョイスセットとして,4品の料理が選べデザートがつく1700円のミニコースもある。季節に応じて特徴あるコースも用意され,2002秋の膳は,フカヒレスープまで付いて絶品でした(3800円)。2階は,和洋の個室が充実しており予約ができる。小太りの気の良い黒服のマネージャー?がいて非常に良く,気が付く。メニュー等の相談もその人に頼むと適切なものを準備してくれる。
ランチ例)①豚肉のみそ炒め②ピーマンと細牛肉炒め③獅門風かに玉
土曜ランチ有り(950円・簡易コ-ス)・1500円コースあり
200311再訪 (その間数回行ったがランチタイムが充実)
 630円(諸費税込み)に変わったことと,ランチタイムのメニューが,週替わり4品+月替わり6品(750円)の2通りに変わっている。ランチ族にはうれしい変化であるが,「美少女コース1700円」も健在である。
 「赤鯛と冬野菜の煮物」を頼んでみた。とにかくランチでもこの獅門酒楼は特徴あるメニューを提供してくれるうれしい次第である。揚げたての鯛の唐揚げに,十分に煮込まれた里芋・レンコン・干し椎茸がが絡み非常に濃厚な味に仕上がっていた。ご飯にかけながら食べると実に絶品名味わいがした。スープは以前同様カボチャ風味の中華スープ。おいしい。ザーサイもご飯も丁寧に仕立てられてある。
ランチ例)日替わり1品+週替わり3品(内一品はそば)630円,月替わり6品750円。
「ミステリーランチ」
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 以前から、食べてみたかった獅門酒楼のミステリーランチ。本日見れば売り切れになっていない。ましてテーマ海鮮。迷わず入店。黒服(最近若い「息子らしい?」)が変わり、まだ「ミステリーランチあるか」と聞けば、奥に行ってなかなか帰ってこない。以前の黒服だとまずは着席させたものだが・・・。
 あるというので、席に向かう。これまたサービスが3人ほどいるが明快に案内しない。どうも最近獅門酒楼のイメージが変わりつつある。当然「ミステリーランチ」を頼む。女将のような人が「あるかしら・・」と言うので、「確認した」と伝える。
 相変わらず女性客が多いのが、この店の特徴である。後で割ったのだが、私の横で食べていたのが、今日のミステリーランチ。「イカの玉子入りチリソース」だった。スープとザーサイが最初に運ばれて来る。当然一気に飲み干し空けるが、お代わりはない。
 スープは玉子スープ。やや海老の香りはする。温度は高温ありがたい。ザーサイもラー油があらみあわせている。ご飯は大きめの器にどんと出てくる。炊き具合も良い。メインの料理も十分な量。化粧包丁が入れられたイカがたくさん入っている。サニーレタスが2枚ほど添えてある。
 やや甘めの味付け。辛くはない。玉子が多く入っている性であろうまろやかに仕上げられている。イカも柔らかい状態で仕上がっていて美味しかった。ご飯をお代わりし満腹。小量であるがクリーミーな杏仁豆腐でお腹を整えた。

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1 コメント

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ミステリーランチ (ryou)
2011-04-05 19:24:30
獅門酒楼のミステリーランチを食べました。鳥のせせりの空揚げでした。甘辛醤油がかけてあり美味しかったです。
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