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 近況53 自転車の整備 前輪の交換

2022-10-17 21:19:17 | 日記・エッセイ・コラム
  
  新車輪のハブ  旧車輪(事故の前)
 
 14日に前輪を交換しました。天候がいつ回復するか分からなかったので、旧前輪を外して
室内に持ち込み夜中にタイヤとチューブを移植したのです。新車輪はワンタッチで装着でき
る物だったので大きなスパナも必要ありません。事故の時曲がった車輪のクランプがまだ使
えたので流用し、装着そのものはうまく行きました。
 旧車輪はこの自転車に最初についていた車輪で、何度かぶつけて歪んだので万力で挟みハ
ンマーで叩いて矯正してありましたが、完全には直せず歪んでいました。そこで新しい前輪
を購入して交換して予備として取ってありましたが、事故で再登場となったものです。歪ん
だ車輪でも転がす分には支障がなく、問題だったのはブレーキです。リムをブレーキシュー
で挟んで止める構造だったので、ブレーキを広く広げておかないとリムに接触します。その
ため、ブレーキレバーを握りこむ長さがひどく長く、力の入り方も中途半端でした。
 ブレーキは一応使えたので法には触れませんが、安全上は良い物ではありません。しかし
私は前ブレーキはロックすると危険だと考えていたので気にしていませんでした。後ブレー
キの方がメインのブレーキで、長いブレーキシューを使って整備も万全でしたので良く止ま
りました。今回の前輪の交換でリム部のブレはほぼなくなって、ブレーキのセッティングは
購入時の状態に戻りました。ブレーキレバーを1cmほど握ると即座に効くのは気持ちがい
いものです。ただし、前述の理由から私は前ブレーキのシューは短い既成の長さの物を付け
ていて、ロックしない様にしています。

     

 1年前でしたか、後輪のブレーキワイヤーを交換したのですが、今回その時のワイヤーをリ
サイクルして前ブレーキに使いました。ブレーキワイヤーの疲労と言うのは大抵の場合は、
ブレーキへの固定部分で起きます。ネジで締めてワイヤーを固定するのですが、その時ワイ
ヤーがつぶれてほぐれるので、経年でその部分から切れたりまとまりが無くなったりするの
です。しかし、チューブの中のワイヤーには影響がなく、私は長い後ブレーキ用ワイヤーを
切って短い前ブレーキ用にリサイクルしたのでした。ブレーキワイヤーのストックはいくつ
もあったのですが、今回はそれで済ませました。ブレーキレバーも前の物は交換しましたが、
後はそのまま旧レバーです。ブレーキ本体を中古品で手に入れたのでその内一緒に交換する
予定でいます。

   
 軸とボールとゴムパッキン グリースで貼り付けたボール

 新車輪を手に入れるまで事故から丁度2年かかりました。手に入れた車輪自体は結構古い
時代の物で1000円程で買えましたが状態は良い物です。全体が黒塗りでリム幅など後輪と統
一できたので見た目がようやくまともになった感じです。整備の為にハブを分解してみると、
グリースがタールの様になっていました。ベアリングのボールはバラバラの仕様で、スペー
サーで一体化した昨今の物とは明らかに違います。とりあえずライターオイルとブレーキク
リーナーで洗浄した後、ウレアグリスを塗りこみボールをワンに貼り付けて組み立てました。
 その昔はこういうやり方が普通だったそうですが、今の競技用自転車等はどうなっている
のでしょうね。

    

 後輪のタイヤがかなりすり減っていてトレッドが見えなくなってきたので、できれば今季
のうちに交換したいと思います。前タイヤは来年になると思いますが、同時にフォークの交
換も考えています。条件に合うフォークをずっと探しているのですが、なかなか難しく、場
合によっては違う形式のブレーキと交換する必要があります。現在使っているブイブレーキ
と一般的なブレーキでは取り付け部分の形が異なり、ブイブレーキ用のフォークはなかなか
見つからないのです。いずれにしても前ブレーキも交換時期を過ぎているので、同時に交換
ということになりそうです。

    
久しぶりに秋葉原の歩行者天国に行きました

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