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メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

コミティア123に参加しました

2018-02-11 22:53:20 | 同人誌


 本日は、コミティア123が開催され4000あまりのサークル参加がありました。
天候は申し分なく、寒波も一息ついて気温も10℃以上になると聞いて人出が期待されまし
たが、このイベントは元々それほど売れるイベントではなく、周囲には点々と不参加の空き
も目立つという具合でした。
 今回の会場は珍しく西ホールと言う所で、4Fと1Fにフロアーが二分されています。新刊
がコミック本だったので青年漫画のスペースに登録したのですが、これが外れだったようで
全くお客が来ません。歴史とかSFとかは4Fの方だったので客層が全く違ったのでしょう。
 前々から言われていますが、オリジナル漫画を売るには相応の宣伝が必要で、商業誌で既
にデビューしている方が同人でも本を出すとか、ネットでHPを開いて販売するとか、そう
いうものが一切なしではまず売れないのです。
 コミケでの盛況が嘘のようにヒマになりました。それでいらぬ不安が頭をもたげ、サスペ
ンションの本までも、もう全く売れなくなったのではないかと思えてきました。実際の所は
どうなのでしょうか?。暗中模索とはこの事で、判断材料がなく抜き手を切るばかりです。

 今回私は新刊もなく、ペーパーも作らなかったので気持ちの入らない参加となりました。
そのせいか、敷物を忘れて机に直接展示物を並べると言う事になってしまいました。
私生活で他に気にかかる事がいくらもあり、イベントの方が上の空になった形です。
 幸い、終盤になって4Fから流れてきた人達などに数冊が売れ、0冊の悪夢の再現とはな
りませんでした。暇を持て余していたところへ例のスケブの彼がやって来てカードを描く事
になりましたが、なんとも熱が入りません。去り際に彼はまた5月に合う事を楽しみに云々
と言っていましたが、私がとても惨めな気分だったことが分からないようでした。結局は、
作るものと受け手の間には距離があるわけで、それの短縮を相手に期待するのは失礼と言う
ものだとはわかってはいます。

 今回のことで分かったのは、コミックを描いても今の技量では相手にされないと言う事と、
メカの新刊がなければ出店してもほぼ顔見せ以外の意味はないということでしょう。つまり、
戦車サスペンションの新刊がなければ5月には出店できないと言う事です。そしてその見通
しはついていません。

 帰りに秋葉原によって書泉ブックタワーに補充し、別の書店によりました。冬コミの時に
誘いがあったので1月に見本誌を納入して審査結果を待っていたのですが、待てど暮らせど
返事がなく訪ねて行って成否を聞いたのですが、なにやら手続き上の不備と行き違いだった
ようです。
 今後も書店への出品を推進してゆく予定ですが、そうなるとますますイベントへ参加する
意義が薄れていってしまいます。肉体的負担となるイベント参加に関して今年は考え直して
見る必要があると思っています。
コメント
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