T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

今年を振り返って2011

2011-12-31 23:58:10 | 日記・エッセイ・コラム

 去年は一年を振り返って今後の展望を書いたのですが、今年はそのような状況を

はるかに飛び越してしまった恐ろしい激動の年となりました。

 3月の地震に始まる日本の混乱のみならず世界においても社会的経済的な変動

が起きて、全く今後の展望を予測不能なものにしてしまったのです。

  • 105
  •  私自身は、政府の失業者対策に全面的に依存して生活することを余技なくされました。

数年前に株式会社サイゼリヤの工場勤務をした際に、失業保険に加入していたことが

大きく助けになったのです。この点を考えると、創造的なことをうたっている業界が如何に

片落ちの労働条件で人を使っていたかという事が認識できました。

 手厚い社会福祉の範囲外に若者を追いやり、使い捨てにする今の業界には未来はない

と断言できます。

 

  • 064_2
  •   世界的な潮流は歴史の変動期にあるといって良いでしょう。日本もその影響があって

然るべきなのに、なぜか何の変化も見えないかのように思えます。あれほどの災害が

起ころうが、変動の兆しがいくら迫ろうが、誰も具体的な行動は起さない、いや起せない

ように見えます。

 何かが起ころうとしているとき、現状保持か既成概念に沿った行動を取るのが普通の

人間です。突飛な行動を取っても失敗は目に見えているからでしょう。

  • 028
  •  私自身は今まで、こうした生活の変化に対して創作的な方法を持って対処してきました。

それを模倣して成功を納めて人もいますが、私自身は成功したとは言えません。

成功を取られてしまったと言ってもいいでしょう。

 しかし今回は、各個人が自分の変化に自分で対応してゆかねばなりません。

そもそも、立場も境遇も異なる人が無理やり他人と立ち位置を入れ替えたところで

何の解決にもならないことでしょう。結局のところ自分の痛みは自分にしかわからない

ものです。

  • 051
  •  今年の初めごろ私は首筋から頭痛に至る症状を医者に訴えました。レントゲンを撮った

ところ、首の骨の間に挟まっている軟骨が一箇所痩せてきている事が分かりました。

 どうやらこれが原因であるらしいから適度な運動と痛み止めで対処するように指示され

ましたが、私はそれだけでは不十分だと考え独自に治療を試みました。治療と言っても

大それたものではなく、首にかかる負担を減らし姿勢を正すために肩と首周りに関わる

改善を実施したのです。

 具体的には椅子とリュックサックを良いものに変え、寝るときに枕をはずして寝るように

しました。その結果頭痛は改善し、現在は数週間に一度起こるのみです。そしてその

副産物として身長が2cmほど伸びました。

  • 120
  •    数日前、今度は肩の痛みが悪化したのでまた診察してもらったところ、

典型的な五十肩ということでした。全治には半年~1年かかるが、そのうち気がついたら

直っているであろうと言われました。とりあえず湿布が効いているので、制約を科した生活

をして過ごすことで体のことは解決がつく目安が立ちました。

  • 178
  •  しかし、そんな事で手間取っているうちに世間は酷い就職難になっていました。

私の就職に関してはフォトショップなどの経験がないことが障害になっていましたが、

それをクリヤーした頃には実務経験や年齢制限が課せられ、いくら追いかけても

就職は遠のくばかりです。それは業界が厳しい条件に縛られて即戦力を使い捨てに

するような惨状になっていることを伺わせます。

  • 022
  •  状況はめまぐるしく変わっていますが、私の周囲にいるストーカーがやる事に進歩は

まったくありません。 というか、彼らの日常は固定化して概念的に進歩できないのでしょう。

 私が身体的に苦痛を感じても感知できず、精神的に苦悩しても察することも拒否して

いるわけです。それはストーカーと言う人種が他人への共感能力に欠損を持っている事

を伺わせます。

 あるいは、彼らの接する情報に制限が加わっている為に、一定線を越えられない

という現実を指しているように思えます。

 現代の医学では患者の痛覚を直接観測することができない(つまり数値化もできない)

ということなので、そうした限界がストーカー側の観測能力にもあるのでしょう。

 これは彼らの攻撃に手加減が在しないと言う点を裏付けています。こちらの苦痛を

フィードバックできないのです。

  • 224
  •  それは、彼らの無感地獄です。

何も感じないという現代社会からの逃避を、他人へのストーカー行為によって手軽に

満たしてしまおうと言うのが彼らの実態 であると言えましょう。

 私は、そういう問題はとっくの昔に解決しているので、その解答が欲しいのかも知れ

ませんが。

  • 188

 彼らの「何も感じない」という問題につき合わされている間に、私は経済的に困窮

してしまいました。私の貧困による苦痛すらストーカーにとっては無感地獄を慰める

一服の清涼剤に過ぎなかったわけです。

 いくら清涼剤を飲んでも根本的な解決にならないことは目に見えています。

私が首筋の痛みを改善しようとした試みに似た行動を彼らがしなければ、なにも

変わらないとおもいます。

  • 345_2
  •  さて、来年は私も猶予のない生き残りを覚悟しなければなりません。

それは来年の前半には結果が出ることでしょう。

来年もT.N.T.SHOWをよろしくお願いいたします。

コメント (2)
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