Kou Farm

畑の話と日々の雑談

水で思う事 1

2020-01-23 17:53:20 | 日々の事
水について

今冬 雪が降らず春以降の水不足が懸念されていますね
ことに田んぼ 田植えの時期に充分な水があるのかどうか
米農家さんは ホントに不安だと思います

日本は その大部分が温帯モンスーン気候に属してます
雨量の多いこの気候にピッタリな作物が 大量の水を使う水稲
日本人が米を主食にしてきたのは まさに自然の理と言えます

茨城の県北地域は東に太平洋が広がり 西から平均標高300mの多賀山地がせまっている
杉や檜の植林が目立つ程度で 大規模開発から免れた緑豊かな山々が雨を受け止め
多くの細流を生み いくつかの川となって狭い平野部を抜け海に注いでいる
山間部の高低差を利用すれば 大した道具が無くても水を引き 小規模な田んぼならひらく事が出来たでしょう
やがて鉄の国内生産が始まり鉄製農具が広まると もっと広い平地での稲作が始まった
生産量の増加は人口増に繋がり 家族あるいは姻戚関係の集団から村という公(おおやけ)の
コミュニティ-が出来てくる
その中心には米があり 昔の催事(お祭りなど)には それが良く反映されていました
以上は僕の想像ですが

今の日立市 高萩市 北茨城市 の原型はこんなふうにできてきたと思っています
東に広がる太平洋のお蔭で 夏涼しく冬の冷え込みも内陸程厳しくはない
米にしろ野菜にしろ 農業にはとても恵まれた地形地域だと思えます
自給自足的生活をするぶんには まことに穏やかで豊かな地域です

それが・・・(続く)笑
コメント
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