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27230、日立三菱水力、ラオスで水力発電設備受注、黒部ダムの11倍規模、大林組建設

2014年07月01日 10時25分59秒 | thinklive

【ラオス】日立三菱水力は6月30日、メコン川の支流でラオス中部を流れるナムニアップ川に建設されるナムニアップ1水力発電所の機電設備工事一式を受注したと発表した。

 136メガワット・フランシス式水車発電機2台と18メガワット・バルブ式水車発電機1台で構成され、日立三菱水力は水車、発電機、制御装置、変圧器、開閉機器、その他周辺付帯機器の設計、納入から据付、試験までを一括で請け負うターンキー方式で設備を提供する。

 ナムニアップ1水力発電所はコンクリートダムとしてはラオス最大で、高さ148メートル、堤頂長530メートル、貯水量は日本最大の徳山ダム(6・6億立方メートル)の3倍以上、黒部ダムの約11倍。関西電力が45%、タイ発電公社(EGAT)が30%、ラオス政府が25%出資するナムニアップ1パワー社が開発し、大林組がダム本体、発電所、管理用道路などの土木建築を担当する。2019年1月に商業運転を開始し、電力をタイ、ラオスに供給する。


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