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綜合商社、非鉄大手18/3期、利益上振れ期待、中国景気追い風

2017年12月20日 15時39分29秒 | thinklive

*日経の予測記事を実際の業績が上回ることになりそうである、北朝鮮の挑発記事は景気には刺激策に反映されている感じ、英のEU離脱もマイナスの影響はホトンド無い模様、中国の動向も平静である、

総合商社や非鉄大手の2018年3月期は利益が上振れそうだ。銅やニッケルなどの非鉄金属や石炭などの価格が高値で推移しているためだ。三菱商事や住友金属鉱山など、今期業績をすでに上方修正した企業でも会社予想を上回るとの期待が高い。資源の需要国である中国景気は底堅く、資源関連の企業には追い風となりそうだ。

鉄鋼生産に使用する原料炭は、指標となるオーストラリア産のスポット(随時契約)価格が足元では1トン当たり230ドル前後と、この1カ月で2割以上上昇。非鉄金属の価格も高値で推移しており、商社や非鉄大手の多くが扱う銅は1トン当たり6900ドル前後と、3年ぶりの高値水準で取引されている。

    

資源価格は14年から15年にかけて急落したことから、商社や非鉄では資源価格の想定を保守的に見積もる傾向が強い。ほぼすべての非鉄金属や原料炭の現在の価格は各社の想定を上回っており、現状の水準で推移すれば業績が上振れる要因となる。

三菱商事は11月に今期の連結純利益予想を前期比14%増の5000億円と従来予想から500億円引き上げ、最高益を見込む。食料や機械などの事業全般が堅調で、原料炭の価格上昇も寄与する。

原料炭の想定価格や感応度は公表していないが、増一行最高財務責任者(CFO)は「原料炭の価格はかなり保守的に見ている」と話す。現状の価格は想定を上回っているとみられ、利益の上乗せ要因だ。市場予想(QUICKコンセンサス)は上方修正後の会社予想を140億円程度上回る。

非鉄大手にも恩恵は大きい。今期の連結経常損益予想を970億円(前期は15億円の赤字)に上方修正した住友金属鉱山では、銅とニッケルの価格が想定を上回っており、会社予想を150億円程度上回りそうだ。

原料炭や非鉄金属の価格は最大の需要国である中国景気に左右されやすい。野村証券の大越龍文シニアエコノミストは「中国景気の減速懸念はあるが、世界経済は全体としてみれば安定しており、来春以降も現状の価格水準が続く可能性が高い」と指摘する。当面は商社や非鉄各社は恩恵を受けることになりそうだ。

=12/20 日経web

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