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韓国、ヒュンダイの新型FCVのSUV、NEXO、燃料効率世界一、370マイル/liter、

2018年06月21日 20時12分25秒 | thinklive
韓国の大手自動車メーカー、ヒュンダイは、カンファレンスにおいて新型燃料電池車(FCV)のSUV『NEXO』を世界初公開した。大きな拍手で迎えられたNEXOは、ヒュンダイのHV車『ソナタ ハイブリッド』、HV、PHEV、EVを同一プラットフォームで実現した『アイオニック』、そしてヒュンダイ初のFCVとなる『トゥクソン フューエル セル』に続く、ヒュンダイの環境対応車。

その特徴は、世界一という燃料効率による370マイル(約595km)という長い航続距離。そしてわずか5分で水素の注入が完了するという。世界初となる3つの燃料タンクを搭載し、モーターは120kWを出力。ブラインドスポットビューモニターやレーンアシスト、そしてスマートパーキングアシストなどの最新技術も搭載するという。

NEXOは2018年の早い段階で、世界のいくつかの地域で販売を開始する予定とのこと。ヒュンダイはこのFCV技術を、今後はセダンやトラック、バスといった商業車にまで拡大していく計画だということだ。

FCV車といえば、トヨタが世界初の市販車として発売した『MIRAI』やホンダの『クラリティ・フューエルセル』が記憶に新しい。インフラと価格の面で苦戦を強いられている日本のFCV車だが、各企業がお互いに協力し、日本国内外で水素ステーションへの設備投資を進めている。日本ではすでに撤退しているものの、世界市場でヒュンダイの存在感は大きい。今回ヒュンダイが新たなFCVを投入するということで、世界中でFCV車が普及する後押しとなるのか、注目していく必要がありそうだ。 


 

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