鎌倉市大町6丁目 「伝北条時政邸跡」建物跡を確認 史跡指定を目指す
鎌倉市教育委員会は9日の市議会文教常任委員会で、7月初旬より発掘調査を行っていた同市大町6丁目の「伝北条時政邸跡」から、鎌倉時代後期から室町期にかけてと推定される建物の柱跡が見つかったことを報告した。周囲には横穴式の墓「やぐら」が約40基確認されており、市教委は史跡指定を目指し国や県と協議を開始する予定。
建物跡は表土から約2.5mの深さで柱の穴(直径40cm、深さ70cm)が6カ所、2m間隔で長方形の形で見つかった。竹林では1.5mの深さで建物の柱の敷石(直径30~50cm)が約2mの間隔で4つ並んでいた。いずれも、同時に発掘された壺や皿の制作年代から14世紀前半から15世紀の建物跡とみられる。
[参考:神奈川新聞]
[2008.6.17掲載分]
鎌倉市が 伝北条時政邸跡 の宅地を学術調査へ
16日鎌倉市は、同市大町6丁目の「伝北条時政邸跡」と呼ばれる場所に住宅の造成計画が浮上し、地元自治会が調査を求めていたため、宅地を学術調査する方針を明らかにした。宅地を含め一帯は文化財保護法第57条の2の「周知の埋蔵文化財包蔵地」に指定されている。
1953年に敷地の一角から中国・宋~元時代の青磁の「刻花草花文大鉢」(東京国立博物館蔵 重文)が見つかっており、「鎌倉時代の非常に重要な遺跡の可能性がある」(市文化財課)。
同日の市議会文教常任委で報告された。宅地は約3600㎡と隣接する竹林約700㎡を調査する。
7月初旬から発掘などを行う予定。約半年で終了するという。
なお、本件に関しては、4月21日(月曜日)第169回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号にて、質疑されているので参考にされたい。
[参考:神奈川新聞、インターネット新聞]
鎌倉市教育委員会は9日の市議会文教常任委員会で、7月初旬より発掘調査を行っていた同市大町6丁目の「伝北条時政邸跡」から、鎌倉時代後期から室町期にかけてと推定される建物の柱跡が見つかったことを報告した。周囲には横穴式の墓「やぐら」が約40基確認されており、市教委は史跡指定を目指し国や県と協議を開始する予定。
建物跡は表土から約2.5mの深さで柱の穴(直径40cm、深さ70cm)が6カ所、2m間隔で長方形の形で見つかった。竹林では1.5mの深さで建物の柱の敷石(直径30~50cm)が約2mの間隔で4つ並んでいた。いずれも、同時に発掘された壺や皿の制作年代から14世紀前半から15世紀の建物跡とみられる。
[参考:神奈川新聞]
[2008.6.17掲載分]
鎌倉市が 伝北条時政邸跡 の宅地を学術調査へ
16日鎌倉市は、同市大町6丁目の「伝北条時政邸跡」と呼ばれる場所に住宅の造成計画が浮上し、地元自治会が調査を求めていたため、宅地を学術調査する方針を明らかにした。宅地を含め一帯は文化財保護法第57条の2の「周知の埋蔵文化財包蔵地」に指定されている。
1953年に敷地の一角から中国・宋~元時代の青磁の「刻花草花文大鉢」(東京国立博物館蔵 重文)が見つかっており、「鎌倉時代の非常に重要な遺跡の可能性がある」(市文化財課)。
同日の市議会文教常任委で報告された。宅地は約3600㎡と隣接する竹林約700㎡を調査する。
7月初旬から発掘などを行う予定。約半年で終了するという。
なお、本件に関しては、4月21日(月曜日)第169回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号にて、質疑されているので参考にされたい。
[参考:神奈川新聞、インターネット新聞]