12日慶北道文化財研究院は、今年1月から11月まで浦項市興海邑大蓮里(대련리)で発見された古墳30数基に対する発掘調査を実施した結果、国内で最も大きい規模の横穴式石室墳(횡혈식석실분)を発見したことを発表した。
発掘された古墳の中で、1号石室は長さ5.87m、幅4.25m、高さ2.03m、面積が24.9㎡で、今までに韓国で確認された横穴式石室の中で最も大きい規模である。
これまでで最も大きいものは、浦項市興海邑冷水里石室墳で玄室面積が22.1㎡という。
1号石室では、典型的な新羅時代土器の高杯(고배)、短頸壺(단경호)と瓦などが出土し、ほかの10号と16号石室でも多数の金銅製遺物が出土するなど、発掘過程で300点余りの遺物が出土した。
これとともに石室内部木材が多数確認され、木棺があったと推定される。
文化財研究院はこの古墳らは出土した遺物からみて、6世紀中葉から7世紀前葉まで数回にかけて使われた家族の墓である可能性が高いと説明した。
この古墳群は、慶州地域に横穴式墓が導入される三国時代初期の慶州を含む東海岸地域の石室構造と系統を明らかにするのに重要な資料になると評価し、さらに慶州にも新羅初期の横穴式石室墓が殆どないのに今回、浦項で発見されたことは大きい意味があるとする。
今回発掘した30余基のうち、規模が大きく、遺物が出土した1号と10号、16号の3古墳の石室は移転して復元される模様。
[参考:2008.12.12聯合ニュース]
コメント: 最大規模とは、玄室の面積の大きさで表現されている。
発掘された古墳の中で、1号石室は長さ5.87m、幅4.25m、高さ2.03m、面積が24.9㎡で、今までに韓国で確認された横穴式石室の中で最も大きい規模である。
これまでで最も大きいものは、浦項市興海邑冷水里石室墳で玄室面積が22.1㎡という。
1号石室では、典型的な新羅時代土器の高杯(고배)、短頸壺(단경호)と瓦などが出土し、ほかの10号と16号石室でも多数の金銅製遺物が出土するなど、発掘過程で300点余りの遺物が出土した。
これとともに石室内部木材が多数確認され、木棺があったと推定される。
文化財研究院はこの古墳らは出土した遺物からみて、6世紀中葉から7世紀前葉まで数回にかけて使われた家族の墓である可能性が高いと説明した。
この古墳群は、慶州地域に横穴式墓が導入される三国時代初期の慶州を含む東海岸地域の石室構造と系統を明らかにするのに重要な資料になると評価し、さらに慶州にも新羅初期の横穴式石室墓が殆どないのに今回、浦項で発見されたことは大きい意味があるとする。
今回発掘した30余基のうち、規模が大きく、遺物が出土した1号と10号、16号の3古墳の石室は移転して復元される模様。
[参考:2008.12.12聯合ニュース]
コメント: 最大規模とは、玄室の面積の大きさで表現されている。