奈良教育大で今年10月に出土した新薬師寺の金堂とみられる遺構付近から同時にみつかった小壺や周辺から採取した土砂を分析し、「病院的機能を兼ねた可能性のある寺の実態を知る手がかりにしたい」と30日、金原正明・同大准教授(環境考古学)が来年調査に乗り出すと産経新聞が報じている。
小壺は高さ約15cm、9世紀ごろの須恵器で、金堂遺構の南側で確認された溝から、ほぼ完全品の6個と破片が見つかった。金原准教授は「壺は薬壺とみられる。」 さらに、「壺は金堂跡からやや離れて見つかり、仏前に供えるというよりも実用的なものだったのではないか。」として、今後、中に詰まっている土砂を出し、薬草などの成分が残っていないかどうか確認する。
[参考:産経新聞]
[参考前出:藤ノ木古墳のベニバナ]
小壺は高さ約15cm、9世紀ごろの須恵器で、金堂遺構の南側で確認された溝から、ほぼ完全品の6個と破片が見つかった。金原准教授は「壺は薬壺とみられる。」 さらに、「壺は金堂跡からやや離れて見つかり、仏前に供えるというよりも実用的なものだったのではないか。」として、今後、中に詰まっている土砂を出し、薬草などの成分が残っていないかどうか確認する。
[参考:産経新聞]
[参考前出:藤ノ木古墳のベニバナ]